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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】THE HONG KONG KNIFE(2001年10月号)- やった方がいいよ。やってダメだったらまた考えればいいし、やらないのが一番嫌だから。

やった方がいいよ。やってダメだったらまた考えればいいし、やらないのが一番嫌だから。

2001.10.08

 この人と僕は何回飲んで、何回話ただろう? インタビューしてみていつも話してる事と変わんねぇーと思った。でもそんな日常的な生活での会話がインタビューになっちゃうなんてHONG KONG KNIFE頑張っているからです。
 同席してほしい。インタビュー中、この一言に僕は気付く事ができなかった。でもそれもよしと思った。なんか凄く久し振りに活字を見てやさしくなれた気がしたからね。この他にも今回ここに掲載できなかった事もいっぱいある。(20000字を超えるTAPE起ししてくれた荒木THANX!!)それもよしと思った。だって僕らには11/2という日があるから。片手にBEER、心に花束をもって僕は同席する[[interview : OH!TA]

ライブ=ストリップ説

──まずお名前から(笑)。

JOE:あははは。My name is Joe Alcholeで~す。

──今回は名古屋と大阪も初ワンマンあるんですよね。

JOE:そうです。東京のワンマンがずるいってよく言われて。名古屋でも「名古屋でもワンマンやってくれや」って。大阪に行けば「なんでやってくれへんの? 東京の子らは幸せやなぁ」と。「一つくらい分けてくれよ」と。さんざん言われてきたからさ。やらないと嘘じゃん。デリバリーだから。

──(笑)。

JOE:本当だよ。音楽は届けるっていう意味でデリバリーなんだよ。本当に。電話あったら、同じことをやってやんなきゃダメだと思うよ。

──そういった意味ッスね。

JOE:そう、でもどっちかというとピザ屋よりはストリッパーっぽい感じ?

──え?(笑)

JOE:だって、何が起るかわかんないじゃん。スリリングなことがロックンロールなんだから。俺はそれを信じているんだよ。ロックンロール・ショーってあるけど、ショーじゃないんだよ。ライブだから。俺はライブがやりたいんだよ。何が起こるかわかんねーのがライブじゃん。アメリカのストリップ・ショーてさ、ライブなんだよ。そういうのを見ても、ストッリッパーと一緒だなぁって思うのよ。向こうのストリッパーは目の前にいる客によって違ってくるんだよ。リアクションによって。やらせるときと全くやらせない時があるっていうよ。でも、それがライブだよな。ライブ・ヌードショーっていう感じだろ。うちらもそんな感じ。

──ダメって言ってもドラムに飛び込んだり(笑)

JOE:そう!! 言われてもやっちゃう時あるじゃん。でも最終的に「良かったよ」ってなればいいじゃない。ならなかったらひたすら謝る。だってやっちゃたんだもん(笑)。

──そう言われるとLIVE行く感覚って中学ん時とかに友達集まってAVとか見る感覚に似てるかも。

JOE:うん。ジョニー・サンダースが言ってたけど、「ロックスターとマネージャーの関係って売春婦と元締めみたいなもん」だって。それってなるほどって思うでしょ。客とセックスして帰ってくる関係だって。ROCK‘N’ROLLってそうだと思うし、そのセックスするまでにもストーリーがあるじゃん。だから俺らも風俗嬢みたいなもんだよ。

──色んな意味で裸で勝負ってところも

JOE:そういう感じ!!でも消えて無くなるのはイヤだね。それくらいの活動はしたいね。ノーパン喫茶じゃないんだよって(笑)。

客とはタメでいたい

──ところで今回、目標とかは?

JOE:今回ってわけじゃないけど客とはタメでいたい。みんなの目線なんだけどさ。KIDSとか言い方があるけど、俺は客とはタメでいたいのよね。例えばさ、「おぉ、JOEさん髪切ったのか!! 俺も切ったぜ」とか。客席からそういう言葉がとんできてもいいじゃん。同じ空気を吸っている訳だからだよ。何回も言っているけど、ライブってLIVE、生きると一緒じゃん。それをね、素直に見せてもいいと思うんだよ。別にさ、何か言われたとしても、俺は話し出来るしね。聞く耳もあるし。謝ることもできるよ。そういう意味でもタメでいたいんだよ。

──そうですね。ちょっと前、LIVE重なってた中でHONG KONG KNIFEのライブ、何んで見に行ったかなって考えた時あって...それで思ったのは、HONG KONG KNIFEのLIVEには100%の喜怒哀楽がある。すげぇむかつく時もあるし。「しっかりしてくれよぉ!!」って時もあるし(笑)。「それ、さいっこーっ!!」って言うときももちろんあるし。

JOE:うん ホント何が起こるのかわかんないみたいなおもしろさっていうのがあると思う。俺はさ、11月のワンマンライブの目前インタビューでこんなことをいうなんて、バカだと思うけど、ワンマンだろうが最悪かもしんないよ。わかんねぇから。

──(苦笑)

JOE:でも見てくれよ。おきまりなんてないけど、HONG KONG KNIFEがロフトでワンマンやって、いろんなアイディア出してやったら、美しいじゃん。ライブ終わった後に、新宿駅かなんかで「よかったよなぁ!! 」っていう会話が生まれるくらいに尽くしていきたいよ。客に尽くしてナンボだと思っているから。それでタメの関係が出来ると思っているから。上とか下とかじゃないだろ。自分ともタメだよ。そんなこと言ってさ、客がいなかったら、はじまんねーから、そうね、是非来てください。ってね…初めてそんなこと言ってみるんですよ。

そこに同席してほしいな

──そんなんが重なって いつかは...

JOE:武道館だってなんだってやりたいよね。

──そう!! 昔は、LOFT、渋公、武道館って分かりやすい夢があった。

JOE:絶対、あの箱にはいろいろ与えられてるんだからね。バンドやってギター買って武道館でやりてーよって思うわけでしょ。だからROCK‘N’ROLLが根付くんじゃない。勿論、それがすべてではないけど。

──それも含め JOE ALCOHOL STORYは続いていくと…

JOE:うん。俺の中ではね。ヴィジョンだから。シナリオじゃないんだけど。死ぬ間際は笑って死にたいから。出来るとか出来ないとか、いろいろ言う前に、やってやろうじゃないの!! やった方がいいよ。やってダメだったらまた考えればいいし、やらないのが一番嫌だから。目標っていうか、それをクリアしていくのが美しいじゃん。ある意味、シナリオじゃなくてさ、それも努力の課程で。完結したときに、ずーっとストーリーになっているのが、美しいじゃん。「あれ、ストーリーになってんの?!」って。だからこの課程も楽しんでいきたいなと思うし、そこに同席して欲しいなと思うんだよね。

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