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COLUMN

十四回「断って何が悪い!」

第七十四回「断って何が悪い!」

2018.11.02

 全人類に好かれることはないと分かってはいるものの、それでも好かれたいなーなんて思ってる八方美人の皆さんこんにちは。
 
 私の周りにも、います。この人は人に嫌われることが異常に怖いのだろうな、と思わせる人。そういう人の特徴って「断れない人」なんですよね。
 そして「なんか優しそう」。なんとなく優しそう=自分のことを攻撃しなさそう、ってことですよね。誰しも攻撃されるのは怖いです。私も誰かに攻撃されて炎上なんて、できれば経験したくありません。
 その上、お願い事を断らない人って、それって。
 
 ただの都合のいい人じゃん。
 
 大して仲良くない知り合いからのお茶のお誘い、気乗りしない飲み会、全部断ってしまいましょうよそんなもの。でもそれができりゃ楽ですよっていう人もたくさんいらっしゃると思います。
 現に、私がむかし断れない人間でした。
 やっぱり嫌われるのが怖いし、何よりそんなにお誘いも多くなかった(悲)ので、「これを断るともう次がないかもしれない」なんて被害妄想に囚われていました。
 それはね、被害妄想だよ、と言いたいところですが、残念ながら違います。
 確かに一度断ると誘われなくなります。特に関係の薄い人からのお誘いは顕著です。
 えっ、じゃあどうしたらいいの!? と思ったそこのあなたは多分ですけど片思いをしている乙女ですね。好きな人へ自分からLINEを送ったら迷惑なんじゃなかろうか、誘われたけどあいにく先約が…でも断ってしまうと次がないんじゃないかしら? など、毎日ビクビクしながら生きている恋する乙女さん。
 
 えーっとですね、まず断ると次がない人に想いを寄せる必要なし!
 それきっと脈がないと思います。時間の無駄なので次に行きましょう。
 「でも…せっかくのチャンスかもしれないのに…」。それは本当にチャンスなのかな? 単なる「都合のいい女」になり下がるチャンスなど捨ててしまいましょう。
 
 自分からLINEを送って良いのかしら病に罹っている乙女の皆様、自分から送って良いに決まってます。そもそもメールとかLINEって相手のペースや時間を勝手に奪うことなく連絡が取れる最上の手段だと思っているので(電話だと何か中断させることになるので)、返事が返せる時に返すだろうし、時間がない時はスルーされるだろうくらいに軽く考えていたほうがいいです。たかが一通のLINEにそんな重たいものを乗っけて送らなくても…と思うのです。これも悩んでいるだけ時間の無駄。さっさと送信ボタンを押してしまいましょう。
 「でも、既読になったのに返事がない…」。そんな毎度毎度即レスくれる人ってよっぽどの暇人かニート以外いないと思いますよ? あなたは経営者か石油王と恋をしたくないのですか?
 それに、これが一番最初に申し上げました「都合のいい人」になってしまう現象の序章と言うべきか、いつでもすぐに返事をくれる人に人間って急速に好感を持つけれども、急速に冷めていくというのも感じております。
 なんだか恋愛How toのようになってしまっておりますが、そんな私は恋愛は全くダメですのですべてを鵜呑みにしないでください(笑)。
 いやはや何と言うか、いわゆる恋愛感情が挟まっている場合の即レスに関しては上記のように感じます。
 
 でもこれが友情だとどうでしょう。大事だと思っているお友達ほど、自分自身が返信を早く返しているなって思うのです。
 しかしそれが先述した「むかし断れなかった」現象の一端を担っていたなぁと今では思います。私は人との距離感がうまく測れないタイプだったので、連絡をもらえること自体が嬉しくてついつい即レス→今からおいでよ→断ったら印象悪いかも…という負のスパイラルに陥って心身ともに疲弊してしまった時期があります。
 しかもなぜ断らなかったのかと言うと、これけっこう経験している女の子多いと思うのですが、断れなかったグループに所属していた頃「その場にいない女の子の悪口を言う」というものを目の当たりにしてしまったため、「もしいなかったら自分も何か言われているかもしれない」という強迫観念に囚われていたのです。
 
 またハッキリ言う時間が来てしまいました。本人がいない場でその人の悪口、しかもしょーもないこと、あきらかな仕事のミスとか、そういうことをアレは良くなかったねと反省会的に振り返るのは別で、今日のあの子のメイクちょっと濃くない? 似合ってないよねとか本当にしょーもないことです。
 そういう悪口を言う人は、100%あなたのことも陰でボロカスに言ってます。その場にいても、お手洗いに立った瞬間にその人のことをボロカスに言います。そういう人ほど人の外見ばっかりツッコミ入れます。それも承知の上でお付き合いするならどうぞどうぞ! ですけど、やっぱりそういうのって将来的に破綻するし、自分も陰湿ないじめの加害者に加わっているような気分になって精神衛生上良くないと思います。
 
 しかしながら、本人がいないところでその人のことを褒める人は、絶対に大事にしたほうがいいです。それはさっきの法則じゃないけど、あなたのいないところであなたの良いところを人に伝えてくれています。そしてそういう人は「人を褒めるクセ」というものを持っているので、その素晴らしいクセが自分にも移ります。それってどういうことか? お互いを高め合う仲間ができてハッピーハッピー! ということなのです!
 
 自分の人生、自分だけに使っている時間って意外と少ないです。
 だからこそ本当の優しさを持っている人を見極める時が必ず来ると思います。
 
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LIVE INFOライブ情報

少女フィクションTOUR 〜THIS IS TRAUMA TECHNO POP〜
■2018年11月3日(土・祝)名古屋APOLLO BASE
■2018年11月4日(日)OSAKA MUSE
■2018年11月17日(土)代官山UNIT
 
*その他のライブはオフィシャルサイトをご参照ください。
 

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