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犬ヶ島

5月25日より全国ロードショー

 「ロイヤル・テネンバウムス」などのW・アンダーソンの最新作はコマ録りアニメ、しかも日本が舞台だ。近未来、犬インフルエンザの蔓延によって全ての犬が隔離施設、犬ヶ島に集められたメガ崎市。少年アタリは愛犬を探すために犬ヶ島に乗り込むのであった…。犬の言語が英語、人は日本語という構成で日米のスターが声を担当している。以前の作品「ファンタスティックMr.フォックス」同様、アンダーソンの絵本的な世界観はより際だっている。とは言え、彼が「天才マックスの世界」などで描いていたTHEピーズの「バカになったのに」的世界観の作品もまた見たい。
 今作や韓国ゾンビ映画の傑作「新感染」など、日本由来の作品が気に入らないとすぐ国辱だパクリだと騒ぐ傾向がある(逆にハリウッドメジャーの「パシリム」や「スピード」では騒がないのはなぜだろう?)が、様々な(誤解も含む)日本の表現、インスパイアも楽しめる心の余裕を持ちたいものだ。(多田遠志) 
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