「LIBOWTY」は彼らの2年ぶりの全国流通となるアルバムで、彼らの楽曲は同期を使用していない中で重く攻撃的なサウンドがとても特徴的だ。

　1曲目「ReBowty」は頭のGtがとてもメロディアスで、すごく自分は新鮮に感じた。その後の重いサウンドや、ダンスコアなメロディーがとても心地よく混ざっていて、すごく印象深い1曲だと感じた。このアルバムの最後の曲となっている「BeBelieve -LIBOWTY ver-」は、彼らが昨年無料配信でリリースしたアルバム「DUODECIMAL」に収録されていた「Be Believe」をリメイクしたものだ。「Be Believe」は、自分が大好きな曲の一つで、彼らの詩の力強さ、ライブでアガるポイントがいくつもあるのがとても印象的だった。

　今作を含め、他の作品を聴いて、ライブに足を運んでいただければより深く「A BARKING DOG NEVER BITES」の虜となるだろう。（新宿LOFT：太田 龍一郎）