2ndアルバム『目隠し 照れ隠し』は、自らが立ち上げた「mekakusi records」から発売。鍵盤と声の弾き語りによる前作から一転！ EDM・来来来チームを迎えたバンド編成・ヴァイオリンとのクラシック編成など、幅広いアレンジがされ、"ヒロネちゃんの作る音楽がもっと聴きたい！"と思っていた気持ちを100%以上の全力で叶えてくれた。「いなくなったりしないでね 死ぬときは教えてね」(M-2)、「ぼくは一人で生きていく 傷つくのはごめんだし」（M-7）、など、全編に漂う不安や悲しさはまるで、愛情の目隠し、そして、照れ隠し。アルバムの特設サイトに書かれていた「10年後も20年後も通用するような本当の音楽をつくっていきたい」というコメントを噛み締めながら、何度も聴いた。彼女が生み出すメロディと温度のある声があれば、それだけで普遍的な音楽になるだろう。このCDは大切に扱おう。その先の30年後にも聴くつもりだから。（Rooftop：成宮アイコ）