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トップレビューたのしい、わくわく、する音楽。 / ねこね、こねこね。

たのしい、わくわく、する音楽。 / ねこね、こねこね。

2015.07.01   MUSIC | CD

NBDL-0028
1,620yen(tax in)
発売中

1. ねこは何でも知っている
2. すうじの唄
3. タイヤの恐竜
4. ほいほいほい
5. 四半世紀カルテット
6. いろのものがたり(Acoustic Ver)

 ねこね、こねこね。が生み出す楽曲は、たとえるとご当地ゆるキャラを思い出すかのような、キュートな言葉やたまにちょっと切なくなるメロディ・ラインがとても印象的である。それに加えてとても人懐っこいポップなボーカル。まさに私が彼女たちのライブを初めて見た時に感じた印象が、彼女たちの魅力として余す所なく見事にパッケージされている。1曲目「ねこは何でも知っている」で小さい頃に飼っていた愛猫を思い出し、5曲目「四半世紀カルテット」では現実と理想の狭間に悩む歌詞に共感し、気づけば繰り返し聴いている。難しい言葉が一切なく、小さな子どもでも大人の私でもしっかりと楽しむことができる6編のストーリー。まさに彼女たちの掲げている「みんなのうた meets ギター・ロック」は新感覚。そんな一枚である。また、以前から知り合いのボーカル&ギターのむらまつさんの新たな一面を知り、彼女たちから今後どんな楽曲が生まれるのか非常に楽しみです。(新宿LOFT:樋口寛子)
 
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