待望のフルアルバム発売に向けての先行シングル第2弾!!『肯定の化学/風に吹かれて』が発売される。心地よいバラード調で始まる『肯定の化学』に一瞬にして身をゆだね、気づいたらまた勝手な解釈で自分の経験を照らし合わせてしまっていた。彼らの名曲『カーテンは閉じたまま』を初めて聴いたときのような感覚で、自分ではどうにも消化できない心のもやもやを繊細な言葉で叫んでくれている感じだ。歌詞の中で「君は話しを逸らして俯いたその素振りが答えだった」と言う部分があるのだがこれがたまらなくいい。こんな自分ですが、似たようなことが過去にありました…と声に出して言ってしまいたくなる。人それぞれの人生や価値観がありながら、それでも自分自身のこととして聴くことができる。それが『肯定の化学』であり、OLEDICKFOGGYそのものだと思う。これから出会いと別れの季節。そんな時に心に寄り添ってくれること間違いなしの1枚だ!! (下北沢SHELTER:田中)