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トップレビュー鳴ル銅鑼/艶

鳴ル銅鑼/艶

2014.02.12   MUSIC | CD

2013.12.27 IN STORES
001/1,000yen(tax in)

01.阿
02.五月雨、麗しゅう
03.夜は待ち伏せ

言葉ひとつひとつが新鮮で、透明感溢れる歌・三輪和也とリズム隊の重みのあるサウンドを響かせる、岐阜が生んだ新星ロックバンド・鳴ル銅鑼が、前作の1stシングル『視覚』から約1年ぶりとなる3曲入りのシングル『艶』を会場限定で販売した。今作に収録されているM-3『夜は待ち伏せ』は、冒頭のしっとりとした雰囲気からだんだんシンプルなロックサウンドへと変化し、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる歌詞は傷心の人間を優しく包んでくれる。最初に聴いた時からとても印象に残っている曲だ。また、彼らのライブパフォーマンスやプレイスタイルの一体感は必見である。2013年3月に結成されたばかりであり、まだ彼らを知っている人は少ないと思うが、今年に入ってから東京のライブハウスで名前を目にすることが多くなっているので、ぜひ一度鳴ル銅鑼が放つ世界を体感して頂きたい。緊張感すら感じる独特のステージに衝撃を受けるはずだ。メンバー全員が20代前半の平成男児。まだまだ若い彼らは、これからライブの経験数を増やしながら、私達にもっと素敵な景色を見せてくれるだろう。今後の活躍に期待したい。

(諸星千夏)

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