インパクトのあるジャケですね。このジャケのイラストは『ヤマトナデシコ七変化』(ドラマではイケメンがたくさん出演していました)の作者である、はやかわともこ先生の描き下ろしとのこと。今までロティカは、いろんな豪華先生方にジャケやイラストを描いて頂いていたと思いますが、今回はこれまでの中で一番の美男子になっているのではないでしょうか? カタルさん&シズヲさんは目がキラキラしちゃってますし、ナボさんは一瞬わからないですし、ピエロのあっちゃんもかなりキュート。この振り切っちゃってる感じも、女子向けの雑誌風のジャケットがしっくり来ちゃう感じも、全部ニューロティカなんでしょうね。
サウンドは、1曲目の『限界ギリギリ MY LIFE REVOLUTION』では頭から“らしくない”と言えばらしくないストリングスで「おや?」と思わせておきながら、そこからはいつものニューロティカ。髪をなびかせ風を切って突っ走ります。5曲目の『オレンジの快速に乗って』は、軽やかなメロディーに乗せてあっちゃんが歌い上げているのですが、この曲を聴いているとなぜか加山雄三と海が頭に浮かびます。7曲目の『DANDY DANGDING, DARLIN' DADIDA』は、80年代のロックという印象。結成26年を迎えたニューロティカは、今も昔も変わらないロックを鳴らし続けているということなんだと思います。ちなみにこのCDの最後は、電車の中などで聴くとかなり危ないのでお気を付けくださいませ。(Rooftop:やまだともこ)