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尾崎世界観 「苦汁200%」

文藝春秋
1,200yen+tax

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 クリープハイプのボーカル・尾崎世界観の日々のリアルな出来事や感情が綴られたエッセイ。『苦汁100%』の続き。仕事のこと、音楽のこと、趣味の野球観戦のこと、周りの人や家族のこと…そして何よりも彼の生活から滲み出てくる苦汁を浴びさせられます。激しい怒りや不満、気持ちの不安定な部分が 彼のなかで渦巻いていて、溢れでてしまうくらいのエネルギーを自身の音楽や文章に注いでいるように感じられます。実際に同著者の小説『祐介』では彼の実体験を半自伝的に組み込んでおり、それだけ現実というものがつまらないようにみえてどれだけ強烈であるかということが伝わります。所々にでてくる駄洒落のようなくだけた文章には、拍子抜けしたあとにちらっと大切なものが見えそうな魅力があります。 今月に武道館でのライブを控える彼のリアルな現実を飲んでみませんか?(ネイキッドロフト:池田青加)
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