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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

公開中、全国でも順次ロードショー

 医療ミスで父親を殺された少年の聖なる復讐劇。心臓外科医の主人公は飲酒オペをしていた後ろめたさから、少年に高い時計を買い与えたり家に招待して家族を紹介したりと一見かわいがっているのだが、自分の地位を誇示するマウンティングであることが見え隠れする。少年は食事をおごらせなかったりプレゼントをあげたりと対等な立場を守り、徐々に悪意を見せつけはじめる。そして主人公一家に、「まずは歩けなくなる。次に食べられなくなる。目から血を流し始めたら数時間で死ぬ。嫌なら誰かひとりを殺せ」と予告。違いに牽制しあう様子は、不穏の連続。痛い系描写に耐えきれず目を閉じた場面もいくつか。気づかないうちに全員が淡々と狂っていく様子は有名な鬱映画…じゃなくて薬物映画の「レクイエム・フォー・ドリーム」を彷彿させる。さて、主人公は自分の手を汚してまで呪いを断ち切るのか。ホラー観た〜い! と気軽な気持ちで行くなかれ。この映画、危険。(成宮アイコ)

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