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加納梨衣「スローモーションをもう一度」

小学館
550yen+tax

 今年1月、ロフトプラスワンにて第2巻の発売記念イベントを開催し、作者の加納梨衣さんをはじめ、吉田豪さん、スペシャルゲストには、なんと早見優さんを迎えた記憶も新しいこちらの作品、待望の第5巻。
 80年代アイドルや、時代背景が随所に散りばめられた設定が人気の作品だが、回を増すごとにキャラクターの魅力があふれている。
 5巻に入り、主人公の大滝くんと薬師丸ちゃんの感情の少しずつ縮まりそうで縮まらない、でも本当は縮まっている距離感、意識しているが故のすれ違い、気持ちの揺れが伝わる1コマ1コマは本当に美しい。学生時代これといって何もなかった人もあった人も、眩しすぎて羨ましすぎて、悶絶してしまうだろう。思春期ならではの一喜一憂、味わいたい方は是非。(ロフトプラスワン:鈴木)