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エロマンガ表現史 / 稀見理都

太田出版
2,500yen+tax

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 みなさんご存知の通り日本の漫画は広く深く世界でも類を見ないモノがあります。そんな中、一度は通りながらあまり語られることがなかったエロマンガの世界。タイトルだけ見ると敬遠してしまうかもしれませんが、美術・絵画表現を語られた学術書としても読み応えがある内容になっています。新しい表現はどのように生まれ、共通言語になっていったのか。確かなこだわりを持ってこの書籍を読めば、一般作も含めて漫画を楽しむ視野が広がることは間違いありません。文面からはいかに漫画を愛しているかということがヒシヒシと伝わってきます。この本を現在の1つのまとめとして楽しみ、これからの新しい表現はもちろん、今までの表現に関しても新たな発見を探すのも面白いかも。日本独特の漫画ジャンル“エロマンガ”の魅力を改めて楽しみましょう。
※稀見理都・豪華ゲストを交えて11/13(月)Aasgaya/Loft Aにて出版記念イベントを開催。(Asagaya/Loft A:柏木 聡)