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〆切本2

左右社
2,300yen+tax

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 1に続き大文豪も漫画家も〆切に苦しむ様が面白く夢中で読み抱腹絶倒! …してたら自分が本稿の〆切ガチ失念、真っ青です。野坂昭如が創刊400周年の媒体寄稿から〆切ブッチどころかまじ行方不明→記念パーティー最中に遠方の宿で発見! …の始末がオトロシイ。タクシー7時間かけ編集が乗り込み粗筋にもなってないヘロヘロ手書き原稿用紙を写真撮影そのまんま掲載、「著者がついに間に合わず」と活字のお詫びが貼ってある! gkbr…反面教師、てかここまでやれない小心者ですわたくし。
 本書は時代ジャンル問わず普段読まぬ書き手の文を大量に読むので雑学知識が増えます。動物写真の星野道夫がヒグマに喰われ柳生武芸帳の五味康祐が山田風太郎に「くノ一は俺が先」とボヤき「猿が原稿破り糞尿びたしで出せない」が本当な人などなど。それにしても「サーバー調子悪く…」と言い訳をメールでしちゃった某作家の体験には冷や汗…自分もやりそう…。(尾崎未央)