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CULTURE  | BOOK

保安官エヴァンスの嘘 DEAD OR LOVE 1巻 / 栗山ミヅキ

小学館
463yen(tax in)

 喜劇というジャンルは既に数多くの舞台、設定が存在し、多くの作品が様々なメディアで展開されている。そんな中少年サンデーで全く新しいタイプの喜劇が生み出された。それが「エヴァンスの嘘」である。コメディの舞台としては珍しく西部劇の世界だ。主人公エヴァンスは恋に不器用な保安官。モテたくてカッコよさを追求するもすべて裏目に出てしまう。モテる為に嘘をつき、その嘘が空回るテンポ、邪魔にならないナレーションの小気味好い雰囲気は、読んでいて思わずクスリとしてしまう。基本展開は大体同じだが、物語の要所で無駄なく工夫が凝らされ、かつ高度な画力で読者を全く飽きさせない。話の流れに最早一種の様式美が出来ているのだ。新人作家の初連載作にして、単行本一巻から「エヴァンスならこうでなくちゃ!」と思わせる内容の完成度の高さは、まさに本作の紹介文にある通り「カッコつけて生きる全ての人に贈る西部喜劇(ウェスタン・コメディー)」である。(ネイキッドロフト:立川陸生)

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