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死してなお踊れ 一遍上人伝 / 栗原康

河出書房新社
1,600yen+tax

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 難しい阿弥陀仏の思想のクソわかりやすい解説と共に、一遍上人が辿った布教の旅の軌跡を追う。…とはいうものの、一遍上人が死ぬほど厳しい修行の末たどり着いたのは、念仏を唱えよう! という一見恐ろしくシンプルなもの。素っ裸orボロキレ一丁という全てを捨てたいでたちで念仏札をじゃんじゃん配りながら全国を練りナムナムしていくと、コイツやばい、すごいやつだ、とどんどん仲間は増えていく。一遍の説法にヤラれた人々-乞食やハンセン病患者、下人や非人らも含む-と共に旅を続けていくうちに、単なる集団ナムナムに加えて、バンバンに飛び跳ね踊りまくる<踊り念仏>の新解釈も誕生。評判を呼び、各地で披露していくように。『ブッシュマン』や『フリークス』の『ブルースブラザーズ』。三日ぐらい続く。<現世に落ちろ。下に飛べ。><アミダ、最高。オレ、仏。>アナーキスト・栗原康の純粋なパンチラインは相変わらず芯に響く。南無阿弥陀仏(NakedLoft:齋藤航)

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