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動物たち / papanya

白泉社
980yen+tax

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 描き込まれた背景とは対照的にデフォルメされた登場人物。メインの登場キャラは3人(3種?)で展開されるオムニバス作品のような不思議な物語、かと思えば現実的でシビアな展開もあり、まるで夢を見ているような感覚になります。各話の終わりにある短文や、単行本最後にある辞典からの転載のように、普通の用語集がさらにフワフワした世界観に拍車をかけています。シンプルな物語なのでサラッと読めてしまうのですが、何度も読み返したくなる中毒性を含んだ作風は今作でも健在で、それを的確に表現できる言葉が思いつかない語彙力のなさに自己嫌悪を感じる自分も。ムジナを主役の一人としたのはコレを狙ってのことなのでは。とにかくこのなんとも不思議で読み返すたびに発見(?)のある“panpanya”ワールドは、夜の長いこの季節に合うのではと個人的に思っています。騙されたと思って読んでみてあなたなりの答えを見つけてください。(Asagaya/Loft A:柏木聡)

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