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タバントーク/根本敬

青林工藝舎 / 1,260yen

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 特殊漫画家・根本敬の最新読み物は、公式HPで人気のコーナー「タバントーク」と日記コーナー「因果航海日誌」を抜粋しパラレルワールドの如く並べた「半径4次元メートル内における超日常雑記」として届けられた。ちなみにタバンとは韓国の喫茶店だが、実は「交渉次第でウエイトレスの女の子や、とうの立った元女の子とスパーンが可能」という妖しげな場所らしく、「どうあれ、そこで語られる話は、ロクなものではない」とのこと。そこで本書は茶房で暇つぶしに語られるような些末な話を集めた気楽な本(※本人比)にしたそうだが、根本敬ファンなら無論ご存じの通り、一見クダラナイものやマヌケなものの中にこそ真実がある訳だ。ちなみにタバントークには、麻原彰晃、相田みつお、ジョン・レノン、ジミヘン、内田裕也、スライ、幸福の科学、裸のラリーズ、江夏豊、中島みゆき、蛭子能収などが徒然なるままに登場し、それらが渾然一体と大宇宙を形成する。これぞ根本ワールドの醍醐味だ!(加藤梅造)