【ライブレポート】2018年1月28日（日）開催CASCADE×NoGoD（Shinjuku Loft「master+mind」presesnts【Rock is Culture 2018】）

2018.03.30

Shinjuku Loft「master+mind」presesnts【Rock is Culture 2018】

2018年1月28日（日）開催CASCADE×NoGoD Live Report

NoGoDのVo.団長の「さぁ、布教活動始めましょうか！」から、昨年にリリースしたアルバム『proof』に収録されている『break out!』が始まった。そして同じく昨年リリースしたシングルの『Arlequin』へと続き、頭から新曲で会場は一気にヒートアップしていた。団長の妖艶なソロから激しい曲調に入る3曲目『emotional disorder』が始まり熱気が収まらぬままステージは続いた。曲間のMCでは、「CASCADEはブラウン管の中の人だよ！ヒーローだよ！」とCASCADEに対する憧れを口にしていた。6曲目『浮世ROCKS』の後のMCで、「NoGoDとCASCADEの曲には共通点が見られる。それは、ロックでヴォーカルがかわいい見た目をしているというのと、曲がいい意味でポップで歌メロが大事なところ！今日はライブが終わったら、Twitterで#カスゴッドで拡散してくれ！」と煽っていた（笑）。団長の「信じてるぜお前ら。全員でいけるか!?」の一声でNoGoDの往年の名曲『神風』へと突入し、会場の熱はさらにヒートアップした！ 4月6日（金）に現メンバーで行うラストワンマンの告知をして幕を閉じた。

会場の熱気が冷めやらぬ間にCASCADEのステージへと切り替わった。Bassのサポートに黒夢の人時を加え迎えたCASCADEの2018年1発目のライブは、『Digital少女』で幕を開けた。2曲目『Yellow Yellow Fire』の前のMCでは、Vo.TAMAがNoGoDの『神風』を1フレーズ歌ってみせ、「団長は本当に声が高い！」と絶賛していた。8曲目『アルパカライダー』では、ライブ中に傘回しを披露するなど盛りだくさんの内容で進められた。セトリも珍しい曲が多く、さらに見所の多い内容となったのではないだろうか!!

“カスゴッド”コールから両バンドのヴォーカルのTAMAと団長が登場しトークが始まった。ハイトーン・モノマネ対決で、ジャパネット高田、目玉のおやじ、天の声（スッキリ）の声真似をすると、団長の天の声の声真似がすごく似ていて「僕、顔の骨格が南海キャンディーズの山ちゃんにそっくりなんですよ（笑）。」と会場を沸かせていた。アンコール1曲目では、NoGoDの名曲『STAND UP!』を団長とTAMAのツイン・ヴォーカルで披露した。力強いこの楽曲とTAMAのポップな歌声が見事に混ざり合っていた。2曲目ではCASCADEのライブ定番曲『しゃかりきマセラー』を披露し、会場を大いに盛り上げ「以上、“カスゴッド”でした！」の一言でイベントの幕は閉じた。アンコールセッションを含め、NoGoD、CASCADEのツーマンでこそ観られるとても素敵なイベントだなと感じました。

（report：新宿LOFT 太田龍一郎／photo：メトロ。）