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「2SEE MORE #15」山脇唯×佐久間一行

 2018年1発目の写真×対談企画、ゲストは佐久間一行さん。ほんわか、ピュア、癒し、そんなイメージの佐久間さんの素顔に迫るべく行われた対談は、1時間にして2万字超え(泣く泣くカットする部分も)。ご自身で「頑固」と仰る部分をひも解く内容となりました。そして「いつもとは違う佐久間さんを」と撮影に臨んだPANORAMA FAMILYの写真にもご注目ください。(撮影/PANORAMA FAMILY 文・構成/山脇唯)

 

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 自分で言うのおかしいんですけど、思ったより人見知りですし。

           

山脇:佐久間さんとは、2017年11月の『バ吾A コントセレクション 硝子細工の如く』(中野MOMO)で初めてご一緒して。その稽古期間で印象に残っているのが……

佐久間:はい。

山脇:共演者のザ・ギース高佐さんから「佐久間さんって、私生活が見えないですよね」といわれて、すごく反論されていたんですよ。「俺だってみんなの私生活なんか見えないよ~」って。

佐久間:それは言いました。それは言いました、はい。いや、そうですよ。はい。

山脇:私生活って……

佐久間:普通ですよ、ほんとうに。「休みの日なにしてんの」とか言われますけど、べつに録画したテレビみたり、掃除したり……なんともいえないことですよ、って感じです。

山脇:そうですよね……でも、佐久間さんにはそういう、私生活が見えない、みたいな印象があると思うんですけど。

佐久間:はい。言われることはあります。

山脇:正直、稽古が始まった当初、佐久間さんに対して、もしかしたら怖い人かもしれない、と思って怯えてて。

佐久間:ギャグラリーとかを観に来ていただいて、それでなんとなくこういうことやる人なんだ、っていうのはわかってて……

山脇:わかってて。わかった上で。

PANORAMA FAMILY:でも、こんなに普段と舞台と一緒なんですね)

佐久間:え、そうですか?

PANORAMA FAMILY:芸人さんって、素だともっと静かな人も多いから)

佐久間:や、俺も静かですよ(笑)。安心してるからですよ。初対面とか、不安だったら俺も「……お願いします」とかですけど。

山脇:芸人さんって、結構オンとオフがくっきりしてる方も多いですよね。

佐久間:え、でも、俺もくっきりしてるんですよ。自分で言うのおかしいんですけど、思ったより人見知りですし。

山脇:あ、そうなんですね。

佐久間:不思議なんですけど『硝子細工の如く』の座組がとけこみやすかったんですよ。あんなに楽しく稽古に向えることってなかなかない……っていうと他はどうだってなっちゃいますけど(笑)、それくらい。それはでも、グイグイ詮索されなかったからだと思います。

山脇:あー、みんなが普通な感じで。

佐久間:高佐くんだって、会話の感じで「どうなんですか佐久間さん」って言ってるだけで「実際どうなんですか」「どういう暮らししてるんですか」ってグイグイ来ないから、自分から言ってもいいかな、まあ普通の生活ですけど、って。グイグイのメンバーじゃなかったから、心を開きやすかったんだなって思います。

 

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山脇:佐久間さんって、穏やかでハッピーなイメージだからこそ、裏で怖かったら本当に怖いな、急に怒りだしたらいやだな、怒らせたくないなー、と思ってたんです。

佐久間:怒りはしないです。もちろん自分のライブとかで「ここはこうだからこうして、ああして」は多少あります。でも怒るってことはないですね。

山脇:そっか。実は稽古期間のなかで「あ、本当にこういう方なんだな」って思った瞬間があって。台風が去った日なんですけど。

佐久間:なんだろう。自分じゃあんまり覚えてないから嬉しいですね、そういうの。

山脇:佐久間さんが「台風が去ってよかった」ってずっと言ってて。「台風が去って本当によかったですねー」って本当にずっと言ってるから、「ああ、本当にそう思ってるし、そういう人なんだ」って。

佐久間:ありがとうございます、なんか、すみません(笑)。じゃあそれが、確信する一言となったんですね。

山脇:それで、大丈夫だ、怖くない人だな、って思いました。

佐久間:逆にいうと、その台風の一件までは、まだわかんないって思ってたんですね。

 

 

探して、捕まえて、家に持って帰って、それで飼うっていうのが全部楽しいんですよ

 

山脇:お魚とか、ザリガニがお好きなんですよね。

佐久間:好きですねー。

山脇:なんでですか? って、どこでも聞かれてることだと思うんですけど。

佐久間:小さい頃好きだったことの延長で、ずっと、ってイメージですね。子供の頃の「ザリガニだ、カブトムシだ」っていうのが、ずっと残ってて。

山脇:ずっともう変わらないですか?

佐久間:大人になると、みんなゴルフやるとか、色んな趣味があるじゃないですか。そっちにいかないんです。もちろん、やったりはしますけど……面白いけど、超えないというか。

山脇:じゃあもう本当に好きで、ずっと。

佐久間:とにかく好きなんですよ。探して、捕まえて、家に持って帰って、それで飼うっていうのが。その『飼う』までが全部楽しいんですよ。

山脇:飼われるんですもんね、お魚とか。

佐久間:はい。それをレイアウトするのも楽しいですし。

山脇:レイアウトっていうのは……?

佐久間:水草をここら辺にこうしようとか、石をこの辺に置こうとかやるのも好きなんです。

山脇:それは、そのほうが魚がいきいきする、とか?

佐久間:そうですそうですそうです。

山脇:どういうことですか……? たとえば……

佐久間:普通にバッて飼うよりも、石を置いて……ここに置いてあげたら後ろに隠れやすいだろうなー、とかやって、まんまと隠れると「あーよかったなー」とか。

 

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山脇:習性として、隠れたいんですか? 魚って。

佐久間:生き物全て、隠れたいじゃないですか、だって。もともと連れてこられてるわけだから。何ここ何ここ、っていう状況だから、基本隠れたいはずなんですよ。

山脇:魚も落ちつきたい……?

佐久間:見られたくない時間もあるじゃないですか。それをつくってあげる、っていう。それが楽しいんです。本当はレイアウトもいろいろ変えたいんですけど、あんまりごちゃごちゃいじるのもよくないから、できないんですけど。

山脇:慣れたとこのほうがいいですもんね、きっと。

佐久間:はい。

 

 

1人で徹底的にやりたいんですよ。

 

山脇:釣りは1人で行かれるんですか?

佐久間:1人です。

山脇:皆さんで行ったりはされないんですか?

佐久間:それがだめなんです。1人で徹底的にやりたいんですよ。

山脇:えー。

佐久間:例えば山脇さんと釣りに行ってて、俺はまだまだやりたいんだけど、「山脇さんもう飽きちゃったかな~」とか気にするのが嫌なんです。ひたすら体力の限界まで、「も~うやりたくな~い!」ってとこまでやりたいんです。誰かといると「そろそろご飯食べたいかな~」「休憩入れないときついかな~」とか、それを考えるのすら嫌なんです。ずっと1人で、誰にも話しかけられずやりたいんですよ。

山脇:そうなんですね……

佐久間:そういうのも「おかしい」って言われます。

山脇:稽古中にも、お話の中で「だから自分はピン芸人なんだなー」って仰ってたのを覚えてるんですけど……結構そういうところがあるんですね。

佐久間:そうかもしんないです。

山脇:それもあるんですね、きっと。

 

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  ザリガニと一緒で、中学の時に流行ってたのが好きで、変わってないんです

 

山脇:あと、実は自分のこと『俺』っていうし……

佐久間:意外と大きいし。

山脇:そこが全部なんか違うんだよなってご自身で言ってたのが。

佐久間:全部、イメージと違うなーって思うんですよ。大きいし。

山脇:大きいし……

佐久間:『僕』って言えないし。

山脇:僕っぽいって思われがちですよね、きっと。

佐久間:そうなんですよ~。

山脇:音楽もわりと男っぽい趣味……男っぽいっていうかT-BOLANがお好きだったり。

佐久間:そうです、T-BOLAN、B'z……そういう年代だから、好きな音楽も中学高校から変わってないんですよ。ザリガニと一緒で、中学の時に流行ってたのが好きで、変わってないんです、ずっと。

山脇:T-BOLANは、どんなところが一番すきですか?

佐久間:自分と真逆というか、自分に出せない雰囲気というか。俺は「なんとか~」って言う感じですけど、T-BOLANは「なんとかでさ……」って渋い感じで、絶対自分と真逆だからいいなーって思うんですね。

山脇:成長していく途中で、色気づく、じゃないけど「変わらなきゃ!」ってなる人もいるじゃないですか。そういう時期はなかったんですか?

佐久間:こなかったですねえ……もちろん色んな音楽も聴きますよ。ドラマの主題歌とか、嵐の新曲とかも聴きますけど、1番は変わんない、っていう。

山脇:東京に出てくる時に、茨城の自分を捨てる、みたいのはなかったんですか?

佐久間:あー、えーっと、ないです。

山脇:何か理由がありますか?

佐久間:わかんないです。でも、そうとう頑固だと思います、めちゃくちゃ。それも意外なとこですよね、多分。だから他人からすると、扱いづらいと思います。俺は、こうだと思ったらこうしかやんなかったりするし。

山脇:そんな印象はなかったですねえ。

佐久間:だから、他の人の作品にのっかってやる、っていうのが普段はあんまりないんで、A先生の舞台は「ありがたい話だな~」と思って。だから、やりたかったんです。すごく楽しかったですし。

 

 

 俺も「変わってる」ってすごく言われるんで、自分でもわかりません!

 

山脇:自分の性格はこれで出来上がったな、自分を作ってるのはこれだな、って思ってるものってありますか?

佐久間:わー、なんでしょうね……

山脇:どうやったらこんな人が育つのか、私は疑問です。

佐久間:俺も疑問です(笑)。俺も「変わってる」ってすごく言われるんで、自分でもわかりません!

山脇:わあ、そっか。

佐久間:親も色々考えてんだろうなーとか思いながら……俺が『頑固で真面目すぎる』ってなっちゃうと、「私たちが言いすぎたのかな」って結構気にしてますし。

山脇:親御さんは厳格だったんですか?

佐久間:厳格でもないですけど、めちゃくちゃ優しいですけどねえ。

山脇:ご出身は茨城県で。

佐久間:大洗の近くの常澄村というところの出身です。

山脇:そういう環境で、すくすく育って。

佐久間:あ、今考えると、中高のときも親と一緒に釣りとかいってましたね。

山脇:それは、今のご自分に影響してますか?

佐久間:いや、わかんない。でも、親と仲が良かったかもしれないですね。親の車に乗って釣りいったり。その頃って、友達と遊びますよね。

山脇:中高生って「親と一緒にいるの、見られると恥ずかしい!」みたいな時期ですよね。

佐久間:俺もその時期はありましたけど……でもそこまでじゃないかもしれないですね、もしかしたら。

 

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 小学生の夏休みに「絶対カブトムシを毎日捕りにいく」って決めちゃったんですよ

 

山脇:家族構成は お父様、お母様、で……

佐久間:自分と、妹です。妹が、5歳下なんで、今は35歳かな。

山脇:妹さんと仲良いですか?

佐久間:仲良いですねー。

山脇:ほんとうに仲良さそうですね。

佐久間:ははははは。

山脇:すっごい、仲良いんだろうな、っていう表情で仰るから。

佐久間:はい。喧嘩はほとんどないですね。

山脇:子ども時代からずっとですか? 妹をいじめる、とかもなく?

佐久間:そんなのはないですけど……あ、カブトムシ捕りを代わりに行かせたりはしてましたね。

山脇:ん? どういうことですか?

佐久間:それも頑固なんですけど、小学生の夏休みに「絶対カブトムシを毎日捕りにいく」って決めちゃったんですよ、自分のなかで。カブトムシ捕りは朝いく人と夜いく人といるんですけど、俺は朝のパターンの人で。毎朝、こんなぐらい(両手一杯のジェスチャー)捕れるんですよ、田舎なんで。

山脇:すごい。

佐久間:で、風邪ひいちゃって、どうしても行けない日があったんですよ。「体調わり~」って。でも毎日行くって決めたからな、って、山の地図を描いて、妹に「ここにカブトムシがめちゃくちゃいるから、頼むから俺の代わりに捕りにいってくれ」って。

山脇:はい。

佐久間:朝方に女の子1人行かせるのも不安だなと思ったから、一個下の後輩も呼んで「悪いけど妹と一緒にカブトムシ捕りいってくれ」って地図渡して。で、2人で行って「捕れなかった」って帰ってきて。

山脇:あら。

佐久間:「いや、そんなはずないよ!」ってむかついて、結局「俺いくわ!」つって自分で捕りに行って「ほら~!」って。そういうのはあったりしました。

 

 

「森の何番目の木のここだ」って地図描いて

 

山脇:いい話ですねえ。

佐久間:よくないですよ、こういうところが怖いところって言われるんです。

山脇:怖いところ?

佐久間:優しいとも言っていただけるんですけど……妹だけ1人で行かせたら不安だから友達にも行ってもらうのが、優しいところかもしれません。でももともと優しかったら行かせてもないんですけど(笑)。急に怒って1人で行っちゃったりとか。そういうのが狂気な部分って言われるんですね。

山脇:確かに……でもこのエピソード、『のんのんばあとオレ』みたいな感じで子役たちで観たいです。

佐久間:そうですか?「体調わりいから代わりに行ってくれ」「ここだ、ここだ」とか?

山脇:地図を描くシーンとかが、子どもならではのクレイジーで。

佐久間:小学校のときだから、怖いっすよね。「森の何番目の木のここだ」って、絶対わかんないですもんね、そんな地図描いても。

山脇:佐久間さんが小学生ってことは、けっこう妹さん小さかったですよね?

佐久間:めちゃめちゃ危ないです。小さい子を山の中に行かせるわけですから。はい。

山脇:ですよね。

佐久間:俺自身も危なかったですよね。いっても小学生だし。

山脇:そうですよ。

佐久間:そういうところがおかしいって言われるんですよね。

 

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「しばらく家をあけます」と同じで。

 

山脇:今、そういう部分って残ってますか?

佐久間:だいぶ、グッ、てなっちゃう部分はなくなってきましたけど、でも毎日やるって決めたらやるとか、それが崩れちゃったら許せないとか……どっかで完璧主義者なのかもしれないです、もしかしたら。日記書くっつったら書かないと気が済まなくなっちゃうとか、書き忘れた自分にイライラしちゃうとか。

山脇:あ、だからかな。ブログ、すっごいキッチリやられてるじゃないですか。

佐久間:ブログもそうで。今で何千何回かな、その回数も書くってきめたら書かないと気が済まなかったり。

山脇:あれは義務感ではなくて、やらないと気持ち悪いってなってるんですね?

佐久間:半々、ですね。自分がT-BOLAN好きで、T-BOLANのHPにいったら毎日更新されててほしいから。俺がそう思うってことは、俺のことを好きで見てくれてる人もそうだろうなって思うから、毎日更新するんですよ。

山脇:正しいですね……その気持ちは。私も好きなアイドルが書いてないと「なんのためにみてると思うんだ!」ってなりますもん……。

佐久間:更新してなくてもいいから「今バタバタしてるので3日くらい更新しません」とか、そう言ってほしい。「しばらく家をあけます」と同じで。

山脇:ご近所の方が心配するから。

佐久間:なんでやってないのかを言ってほしい。そうじゃないとこっちは毎日みちゃうから。

山脇:前、THE RAMPAGE ってグループをすごい好きだったんですけど、みんなの日記を読むために毎月300円課金してて。それなのに、何かアップしたと思ったらスニーカーの写真で「顔みせてよ! 自撮りの1枚も載せられない日なんかないでしょ」みたいな……一時すごいヤキモキしてました。

佐久間:私も自分の写真は一枚は載せるようにしてます。

山脇:みんな求めてますから、それは。

佐久間:俺もT-BOLANが好きだから「あー、顔がみたいな」とか思いますし。アーティスティックな、ギターの一部だけ写ってる、みたいな写真もいいんですけど。

山脇:やっぱり顔が見たいですよね。

佐久間:まっ、ちょっと恥ずかしいんですよね。本当は、自分のブログに自分の写真をいっぱい載せるの恥ずかしいんですけど、自分がそう思うってことは絶対そうだから、そうした方がいいなと思って。

 

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あんまり街の中で目立ちたくない。

 

山脇:ぐるっと話かわりますけど……お洋服ってどこで買われますか?

佐久間:新宿が多いですね。ルミネがあるし本社もあるし、普段1番行くところなんで。逆に、買うためにわざわざどこかに行くってことはないかもしれないです。幕張だったら、幕張のなかで何か買おうとか、渋谷でライブあったら渋谷で何かみようかな、とか。

山脇:お仕事のついでに、って感じですか?

佐久間:はい。

山脇:じゃあ、かっこいい系と可愛い系があったら、自分はこっちかなーとか、ありますか?

佐久間:あー、どっちだろう……よくわかってないっす。でも、こう……街にとけ込む系ですね。あんまり街の中で目立ちたくない。「わあ、いる!」って感じにしたくないです。こういう人いそうだな、ふわーっと、とけ込む系ですね、イメージは。

山脇:あ、なるほど。

佐久間:舞台だったら、もちろん目立つ系にしたいんですけど。

山脇:佐久間さん、衣装に着替えて舞台に出ますもんね。

 

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急にそういう狂気になる部分はあります。

 

山脇:高校生や中学生の時にファッションに目覚めたタイミングってありますか?

佐久間:ないです。けど、その頃エアマックス狩りってあって、あのエアマックスとかポンプフューリーとか、ハイテクスニーカーが流行った時期で、それをみんな気にしてました。みんな「いいなー」って、東京まで買いにきたりしてましたもん。

山脇:その時期ありましたね! エアマックス履いてました?

佐久間:俺は履いてないです。東京きても、人気だったんで売ってなかったりして。すごい覚えてるのが……上野で、今はないのかなあ、山のマークがロゴになってるメーカーのリュックが売ってて。「あ、これみたことあるブランドだな」と思って。それがやたら安かったんですよ。で、そんとき高校生で、友達と嬉しくて買って。

山脇:ええ。

佐久間:帰ってる間に……そのブランドのロゴは山が1個なんですけど「あれ、これ山2個ない?」って言われて「あれ、2個あるな。1個だったよね、あのやつね」とかってなって。「偽物だー!」「偽物買わされたんだ!」っていって、むかついて、ほんとう良くないんですけど、地元の駅ですぐ捨てちゃいました。

山脇:ええ!

佐久間:「俺は騙されたんだ!」「こんな騙されたリュックなんて背負って生活したくない!」「東京行って騙されたよ!」とかいって。そういうスイッチ入ります、急に。「ちきしょう!」つって。

山脇:えー!

佐久間:よく考えたら、山なんて2つあったほうが嬉しいはずなのに(笑)。山は2個あったっていいのに。「なんだこのマーク偽物だよ!」って、急にそういう狂気になる部分はあります。

山脇:それもいい話ですよ。

佐久間:いい話じゃないですよ! 上野から水戸駅につくまでの2時間くらいの間、ゆっくり鈍行の電車のなかで気づいたんですよ。「あれ、山2個ない?」「あ、ほんとだー、あれ?」

山脇:いやー、でも、よく捨てちゃいましたね。

佐久間:そうっすね、高校生の頃だから、お金なんてそんなに、いってもお小遣いもらってるわけだし。もうむかついちゃったんでしょうね、ほんとに。

山脇:ええー。

 

 

  「こんな騙された水なんて飲む訳にいかない」

 

佐久間:浄水器もね、一回騙されて捨てましたね。東京来て。

山脇:ええ?!

佐久間:家におじさんがきて、30万円で結局買わされちゃったんですけど。

山脇:え、めっちゃ高くないですか?

佐久間:「1日1回ジュース買いますよね」って言われて。「あー確かに買いますねー」ジュースが当時まだ110円だったかな。「1日それくらい使いますよね、1日100円で美味しいお水が飲めると思ったら?」「そうですね~」って。

山脇:常套句ですよね、それたぶん。

佐久間:今だったらいろいろ聞くんですけど、上京したばっかで。おじさんが「浄水器付けるのが当たり前ですよ」ってテンションでくるんですよ。

山脇:うんうんうん。

佐久間:まず「お水の調査できました」って水道水出されて、自分で持ってきたへんな黄色いの垂らして「これで黄色に変化したら、ちょっと換えなくちゃいけません」みたいに言われて。絶対変わるじゃないですか、そんなの。

山脇:黄色入れたら、ねえ。

佐久間:夕方で「これで今日6軒目かー」って、俺んちが最後みたいな。もうおじさんも「疲れました」みたいな感じで。で、騙されて付けて、結局、後々、振込30万ってことがわかって。

山脇:わー。

佐久間:「ちくしょう!」と思って。「こんな騙された水なんて飲む訳にいかない」と思って、全部捨てましたよ。

山脇:ひえー!

佐久間:みんなから「使ってればいいじゃん別に」って言われたんですけど……。そこから払い続けましたよ。その当時ラーメン屋でバイトしてたんですけど、ずっと返し続けました。

山脇:立派ですね……でも捨てるのすごいですよね。

佐久間:イライラしちゃって。それがあったら思い出しちゃって「はー騙された!」と思って。

山脇:ばーん! って捨てちゃうんですね。そういうところあるのか……怖いなー。

佐久間:いやだー、怖いって思われたくなかったのに。

山脇:佐久間さんのこと、騙さないようにしようと思います。

佐久間:騙された時が怖いってことですか?

山脇:はい。騙された、って思うのがトリガーなのかな? って。「騙されたー!」ってカーッてなるから、騙さないようにします。

 

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本当ね、勇気はいるんですよね。

 

佐久間:山脇さんは怒ります?

山脇:怒ってますよ。ムー! なんだ! つって。

佐久間:え、想像がつかないですよ。

山脇:怒ってます怒ってます。女性を馬鹿にされたりすると怒ります。

佐久間:それは、本気で怒ってるんですか?

山脇:「女は飯炊いとけ」「皿洗え」とか。「女は三歩下がっとけ」とか言われると、むむむ! です。

佐久間:その怒り方も、コミカルな感じじゃないですか。

山脇:例えば「女の子をお持ち帰り」みたいな表現が嫌いで。女性には人権があるし考えもあるし、っていう思いがあるから、そういう言い方しないで、って常に思ってます。ダメ!って。

佐久間:そういうの言う人いますよね、えげつない人ね。

山脇:男性が多くなるとそういう話になるんですよね……。

佐久間:そうです。わかります。はい。そういう話をしてもいいけど「この今の状況みて」みたいな。「女性のスタッフさんが何人か、絶対に聞こえる位置にいるときはやめて」とかって思います。

山脇:そういう人の多い世の中になってほしい。

佐久間:妹がいるからかなって思います。俺、自分の分析だと。もしあれが妹だったら嫌だな、って想像しちゃうというか。自分の妹がこういうのくらってたら嫌だな、とか。

山脇:そういう考えがひろまってほしくて、わたしは怒ってます。

佐久間:わかりました。俺も怒るようにします。

山脇:いやいやそんな……。あの、吉田秋生先生の描いた漫画に、いいお話があるんですけど。

佐久間:そういう系の話なんですか?

山脇:どうしてこの夫と結婚したのかっていうエピソードで。男女で集まってて卑猥な話になったときに、さっと話題を変えたのが一番地味な彼で。だからこの人を選んだのよ、っていうのがあって。

佐久間:わー、それいいですね、読みたいです、それ。

山脇:みんな読めばいい! て思ってます。

佐久間:本当ね、勇気はいるんですよね。そういう話の話題を変えるのが、ね。「なんだよノリ悪いな」みたいな。

山脇:なりますよねえ。

佐久間:「ノリ悪い」はずるいっすよ。「ノリ悪い」という一言。すごいこっち側に罪がある感じの(笑)。

山脇:女性にもその圧はあって、嫌がってると「わかってないな~」みたいにいわれるのが。だから、だんだん「そういうの言うと山脇さんが怒るよ」ってなってくように。

佐久間:そうですね。

山脇:『硝子細工の如く』には、そういうの言う人がいなかったですね。

佐久間:そう、だから、価値観、感覚が似てる人が集まったから、とにかく居心地が良かったんです、絶対に。

山脇:みんな生き物として中性的で、男子男子した人も女子女子した人もいなかったから、同じ楽屋でもあんまし気を遣わなかったですね。

佐久間:すごいよかったです。めちゃくちゃ楽しかったです、本当に。

 

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自然な所にね、息苦しくない所にいたほうがいいですよね。

 

山脇:いま私コンテンポラリーダンスを習ってるんですけど、「みんなで木になりましょう」っていう振りがあって。

佐久間:え! 木に!

山脇:高佐さんが『硝子細工』のコントで、木の役を一所懸命演じてたのを思い出しながら踊ってて。「私も木をやっています」って高佐さんにLINEしました。

佐久間:木の先生。高佐くんも意外な人だったなあ。

山脇:高佐さんも、女性的……ってわけじゃないんですけどオラオラした男性じゃないのでつきあいやすいですね。

佐久間:オラオラ系が苦手なんですね。

山脇:苦手、ていうか、そういう人にうまく対処できないんですね。

佐久間:俺もそうですね、それは。だから。

山脇:オラオラ系って、持ち上げてあげたりとか……上手な女性を演じなきゃいけないから。

佐久間:演じなきゃいけない(笑)。そうなんですね。

山脇:私ちょっとそれができないんですよ。

佐久間:いやー、できないですよ俺も。

山脇:「やーめてくださいよ~」ができない。ほんとに「嫌だな」って思っちゃう。

佐久間:いいんじゃないですか、それは。それで絶対いいですよ。自然な所にね、息苦しくない所にいたほうがいいですよね。頑張んなきゃいけないとこと、頑張らなくていいとこもありますからね、はい。

山脇:そうですそうです、最近すごいそれ思ってます。

佐久間:何があったんですか一体(笑)。

山脇:別になんもないんですけど、はい。

佐久間:俺もそう思いますよ。俺も20年以上やってるんで、向いてるとこ、向いてないとこ、とか。向いてないとこで頑張らないといけないときもありますけど、基本は、向いてるところ、1番実力を出せるところでエネルギーを使ってるほうがいいな、っていう感じはしますよね。

 

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「わーネタだー!」って思って。それが一番好きなことなんで。

 

山脇:佐久間さん、今めちゃめちゃ劇場に出てらして。

佐久間:俺は、劇場多いですね、やっぱね。

山脇:大変ではないんですか? あのスケジュールは。

佐久間:それは大変と思ったことないです。楽しいです。

山脇:思ったことないんですか? ほんとに? 一回も?

佐久間:「あ~今日ルミネの出番か~」とか思ったことないです。「わーネタだー!」って思って。それが一番好きなことなんで。カブトムシ捕りにいく~ってのと一緒です。自分が創ったものを発表しにいく~、って。

山脇:そうなんですね。すごい。好きなんですね。

佐久間:常にネタをいろいろ作ってるんで「よし今日あれ出せるな!」っていう感じです。ずっと同じネタをやる、とかだとマンネリ化しちゃって「あ~またやるのか~」になるかもしれないですけど。

山脇:常に、新しいのを作ってるんですか? ノルマとか決めてるんですか?

佐久間:ノルマはないんですけど、勝手に追い込んでるかもしれないです。それこそガチガチに決めちゃってるんですけど、1年のなかで、月に1回自分のライブが渋谷であって、夏に大きい単独、年末に大きい恒例ライブ、って必ずやってるんです。ここ何年もそのサイクルがあって、そこでは新しいネタをおろすってなってるから、必然的に、いっぱい。

山脇:それに向けて作ろう、って。

佐久間:はい。

山脇:……元気がありますね。

佐久間:元気があるんですかね~わかんないですけど~

山脇:元気ですよ、そんなにたくさん、ネタを……

佐久間:だから、それを出す所もやっぱりいっぱいほしいです。劇場以外でも、それこそテレビだったり、まあそういうとこでね。それで、観に来てくれる人がより増えたらいいかなー、と思って。この前、テンダラーさんがTHE MANZAIに出てて、コメントが「これ観た人が劇場にきてくれたらいい」っていう。今日は出さしてもらってありがたいです、普段は劇場でやってますから、っていうのがすごい強くて。目標がしっかりしてて。魅力的ですよね、そういう人は。

 

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 優勝するのはその年しかないと思ったんですよ。

 

山脇:2016年に芸歴20周年を迎えられて、20年やった……っていうのはどんなお気持ちですか?

佐久間:それがねえ、なんか、気がついたらそうだった、という感じだったんで。あんまり「やんなきゃ、やんなきゃ」というよりは、気がついたらですね。

山脇:ふと「他のことをやりたいなー」とか一切思わない20年だったですか?

佐久間:そうですね。3回くらいは「これ無理だな」と思った時がありましたけどね。始まってすぐと、5年目くらいの時と、あと、それこそR-1優勝する前の……14年目のときですね。

山脇:え!

佐久間:ずーっとありがたいことに安定して仕事があったんですよ。でも、14年目の終りの頃に初めて、ちょっとだけ仕事が減ってきた時期があって。で、「来年15年目かー色々考えなきゃいけないなー」とか思ってる時で。R-1用にネタは仕上がってて、でも例年より仕事が少なくなってきてるなー、ここ勝負だなー、って思って。どっちに転がるか、もうそれ次第だな、っていう感じのときはありましたね。

山脇:そのときに、自分のなかで意識して切り替えたことはあるんですか? 

佐久間:ふっきれたっていうのはありますね、でも。どっちかだなーと思ったんで。思いきってやって、うん。で、優勝するのはその年しかないと思ったんですよ。

山脇:ええ。

佐久間:井戸のネタが、偶然出来た産物なんで、あのクラスのネタを次の年やれと言われたらできないんで。あれで変にファイナリストで井戸だけやって優勝できなかったら、次の年に出すネタがないと思っちゃったんですよ。

山脇:ほえー!

佐久間:ああいう系で、あのインパクト与えた上で優勝できなかったら、次の年は審査員も観てる人もあれ以上のことを期待しちゃうんで、それ以上は作れないなって思っちゃったんですよ。ウケるネタは作れるかもしれないけど、インパクトも含め、あれをわざと作ろうなんてなかなか出来ないんで。

山脇:あのネタは、突然、降ってわいたものなんですか?

佐久間:B'zの『だれにも言えねえ井戸』っていうのからできたんですけど……

山脇:ちょっと、あの、不勉強ですみません。え、それは何ですか?

佐久間:B'zに『だれにも言えねえ』って歌があるんですよ。で、コンサートで、「だれにも言えねえ~!」ってサビがあって、間奏で井戸が急に出てくるんですよ それもよくわかんないんですけど(笑)。

山脇:は、はい。

佐久間:井戸が出てきて、稲葉さんが井戸の中を覗き込むと、中にカメラがあって、横のモニターに顔が映るんですよ。

山脇:え! はい。

佐久間:で、『だれにも言えねえ』って歌なんで、誰にも言えねえことを、井戸にむかって「僕、実はこんな……」って稲葉さんが言って、ワー! てなるんですよ。

山脇:ひえー!(笑)

佐久間:これそんなにおかしいポイントですか?

山脇:おかしくないんですか? これはかっこいい、ってみんな喜ぶやつなんですか?

佐久間:えー、これがね、ちょっと。観てほしいなあ。

 

            (※みんなで参考映像を観始める。)

 

佐久間:こうやって、急にちょっと芝居が始まるんですよ~

 

            (※想像以上のB'zの井戸を観終える)

 

 

こんな立派な井戸を作ってもらったのに、やらないわけにはいかない

 

佐久間:曲に戻る所のメリハリがかっこいんですよね~! 緩急が面白くて!

山脇:なぜB'zのお2人はこれをやりましょう、って……

PANORAMA FAMILY:全然関係ないですよね、曲に……。)

佐久間:で、このパロディをやろうと思って、ルミネに井戸を用意してもらって。こう、井戸のぞいたらルミネの画面に出る、っていうのをやろうと思ったんですよ。そしたら「やっぱちょっと難しいな」と思って。ものまねすんのか、何すんのか……やり口が難しくなっちゃって、「やっぱそのコントなしにします」って言ったら、ルミネの道具さんがもう井戸を作っちゃってて。こんな立派な井戸を作ってもらったのに、やらないわけにはいかない、じゃあ急遽、井戸からネタ作ろう、ってなって。井戸といえばおばけだな、お笑いだから緩急で、怖い所から明るいのだな、っていうのだけ決まってて。

山脇:へえー。

佐久間:でも急遽ネタを差し替えたから、時間ないから、もう、ピンク色の派手な格好した人が、曲に合わせて楽しく喋って終わるだけにしよう、ていうのから生まれたやつなんですよ。

山脇:へえーー。

佐久間:気を遣って作ったネタというか。だから、あんな偶然のものなんてなかなかできないから、もうその年に優勝しなかったら逆にないなー、自分の仕事の状況も含め、ここで決めないとなと思って。はい、なんかそんな感じでしたね。

 

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 だから……明るいネタでよかったです。

 

山脇:しかし……B‘zの井戸……コンサートであんなことするんですね。

佐久間:あの緩急がすごいですよね。

山脇:井戸のこと普段あんまり考えないじゃないですか。だからびっくりしました……

PANORAMA FAMILY:2011年、めちゃめちゃ覚えてます。そのとき僕、震災で家とか流されちゃって、めちゃめちゃ落ち込んでた年だったけど、井戸のネタ観てめちゃくちゃ笑ったから。それがまさかB'zからきてるっていうのが衝撃過ぎて。)

佐久間:あー、そういうのすごい嬉しいです。2012年に全国ツアーで仙台いったときに、お母さんと小ちゃい女の子がきて「この子がずっと井戸の歌を歌ってて、それでみんなの雰囲気が明るくなっていたんですよー」ってお母さんが言ってくださって。

PANORAMA FAMILY:それ、すごいわかります。本当そうだった。)

佐久間:なかなか仙台に行けない時期もあったんですけど、この前、久しぶりに行けて、その女の子が来てくれて。けっこう大きくなってたんですよ。そういうのは、嬉しいですね。R-1が2011年の2月11日で、3月11日に震災があったから、より覚えてるんです。

PANORAMA FAMILY:何も見たくなくて、録画してあるのをずっと観てて、っていうのすごく覚えてます。)

佐久間:暗かったですもんね、街とかも。ニュースも全部それだったし。俺も茨城だから家も半分ヒビ入ったりとか、あれなんですけど。だから……明るいネタでよかったです。ちょっとでも救えるものがあるならーとか思いますよね。

PANORAMA FAMILY:でも井戸のが……あんなにB'zがふざけてるなんて知らなかった。)

佐久間:たまーに遊びをいれたことを、しますね。やーでもなんか不思議。なんか色々、嬉しいです。

山脇:でもほんとに、佐久間さんのネタは誰も傷つけませんからね。

佐久間:いやいやいやいや、でも、そうは思ってやってるんです。ちょっとでも嫌なことはないほうがいいなー、と思って。かといって、下ネタが嫌なわけではないんですよ。やってる人も別に好きだし、笑っちゃうときもあるし。だからそれも、場面ですよね。女性がいるところではやらない方がいい、とか。

山脇:はい。

佐久間:最初からそういうテレビです、って言ってんだったら、そういう人がみるし、家族で気まずくなりたくなかったら選ばないし。一番怖いのが、そういうのだと思ってないのに観ちゃったら、一番可哀想だなーと思っちゃうんですよね。少なくとも自分の時は、家族で観て気まずくないのがいいなあ、と思って、ていうだけです、それは。

 

 あけましておめでとうございます。

 

山脇:最後に……佐久間さん、2018年の1発目なんです、この連載の。

佐久間:え、そうなんですね! あけましておめでとうございます。

山脇:はい。なので、今年の抱負みたいなのを教えてください。

佐久間:ちょうど40歳なんで「40歳だ~」って思いがちなんですけど、自信を持って、これまでやってきた40年……ああしときゃ、こうしときゃ、はあるんですけど、基本的には、もったいない過ごし方をしたなーとは思ってないんで、堂々と「40歳です!」っていける年にしたいなって思います。「40ですがなにか? 」っていけるくらい、40を売りにできるくらい頑張りたいと思います。

山脇:佐久間さんってでも40歳って感じも別にないですよね……

佐久間:そうですかね、わかんないですけど……勢い良くいきたいと思います。

山脇:何歳っぽくもないですよね……

佐久間:年齢不詳とはいわれますよ。何歳にもみえるし。不思議な。年齢の概念がない……

山脇:年齢の概念がない感じ、します、すごい。ええ。うわー。

佐久間:そんな、怯えないでください。

山脇:怯えてるわけじゃなくて「うわー、年齢がないな」って。

佐久間:年齢がない、っていうのもすごいですけど。

 

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佐久間一行(さくまかずゆき)
ピン芸人。1977年09月03日生まれ。身長178cm、体重68kg。乙女座のA型。茨城県水戸市(旧常澄村)出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。趣味はザリガニ捕り・飼育、絵を描くこと、ギャグ。一発ギャグが特技。NSC東京校2期生として1996年に入学。2011年『R-1ぐらんぷり2011』優勝。中学時代からT-BOLANの大ファンで、2014年2月22日に公開されたドキュメンタリー映画『T-BOLAN THE MOVIE~あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた~』に出演している。2017年4月、オリジナル漫画『ふでばこ君』が絵本となり、幻冬舎から発売。2017年、芸歴21年目にして初の海外旅行に挑戦、その経験によって得た新たな発想、視点がちりばめられたオール新ネタ単独ライブ「BOHOL」をルミネtheよしもとで上演。ライブの全貌、海外で撮影されたブリッジVTRやオフショット、撮りおろし映像などを収録した最新DVD「BOHOL」が2017年12月20日に発売となった。

山脇唯
1981年8月3日生まれ。俳優。ヨーロッパ企画退団後はフリーとして舞台を中心に活動。2013年より「すいているのに相席」に参加、“ユーモア女優“の称号をバッファロー吾郎A、せきしろ両氏より賜る。声の出演にNHK Eテレ「デザインあ」、NTTdocomo、Tokyo FM他ラジオCM等多数。ポンポコパーティクラブ代表。2018年1月29日に座・高円寺2で開催される『アイアム映画祭』で久々にメガホンを取ることに。2018年1月4日には『山脇唯の新年会』をロフトプラスワンで開催する。

PANORAMA FAMILY
2006年頃結成。2009年1月、3MCから1MCへ。以降はゴメス1人のユニットとなる。 渋谷Organ.b第1火曜日mixx beautyを中心に、年間60本ペースで精力的にライブを行う。remix、客演、ビールケースの上から幕張メッセ(countdown japan fes 3年連続出演)まで、大中小規模なイベントに参戦する他、トラック、楽曲提供など活動は多岐に渡る。レぺゼン宮城県女川町スタイル。2014年から写真家として活動。SLIDELUCK TOKYOの第一回ファイナリストに選出される。雑誌STUDIO VOICEでとりあげられる。2016年3月写真集「fastplant」発売するも即SOLD。

12/4~12/17に個展『PARANOIA SLAPPYS』を行い、同タイトルを冠した写真集を発売。

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