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連続新曲配信プロジェクト「Monthly Shonen UQiYO」7月配信曲「Night Safari」(ナイトサファリ)配信スタート!

2017.07.13

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2016年 サブスクリプションサービスにて全世界で計40万以上のアクセスを記録した新鋭エレクトログループUQiYO。4月より新曲の連続配信が続いている中、7月配信曲「Night Safari」(ナイトサファリ)が7月12日(水)よりサブスクリプションサービスで配信がスタートした。
 
今回このミュージックビデオは、コマ撮りアニメ作家である井上真洋さん:デザイン&アニメーションスタジオkobito.incのクリエイティブディレクター、UQiYOメンバー、有志のスタッフによるコラボレーションで制作された。
 
有志のスタッフが集まり落ち葉、小枝、松ぼっくり、小石、キノコ、樹皮、花びらなどをそれぞれ集め、その素材を使って作業がスタート。頭の中の像に沿って手近な材料でどんどん組み立て始める人、図鑑を見比べて仕上がりのイメージを練り上げる人、集めた素材を机の上に分類して見易く配置する人……取り組み方も、紙の上で息づき始める動物も違うが、各自それぞれの動物を作り上げていく。
 
MVのコンセプトは、「生命の循環の長い旅」。無数の木の葉が、寄り集まって動物を形作って、またばらばらに散っていくという繰り返し。けれど命を構成していた材料は、消滅するのでなく、時を経ればまた集まって、別の形を作ります。生き物が違って見えるのは表面だけ、ごく短い間だけ。構成要素は同じことを、手作業の温かみあるストップモーション・アニメーションで表現している。
 
自然物と、参加者と、動物それぞれの個性が組み合わさって生まれた、儚くも生命感あふれるリーフアートアニマル。夜の動物王国で命のきらめきを見せる彼らと、「Night Safari」の世界観、ぜひたくさんの人に見てほしい。
 
各サブスクリプションサービスアドレス、楽曲映像、本人のライナーノーツなど
 

 

「Night Safari」セルフライナーノーツ
 
最近読んだことで、ある中国人に告白された日本人男性が、寧ろ侮辱されたと感じたという話があって、とてもびっくりしました。また、ある調査機関が、血液から被験者のルーツを辿る技術を開発、それを様々な人に試した結果のVTRがセンセーショナルでした。例えばイギリス至上主義者の男性で、血液検査前にはさんざん多国籍者や異人種を軽蔑していた人が、自分が様々な国や人種のルーツを持っていたことを知らされて、愕然として、正にその場で心が入れ替わる様など。
前置きが長かったですが、この曲のテーマは「世界平和」です。笑 何、マジメ?しかも大味なテーマで申し訳ないですが、つまり、人を好きになるも嫌いになるもそれは勿論自由ですが、人に純粋に好意を抱かれるという素晴らしいことを不快に思ったり、根拠もなく個人への敵意を示すことが、単なる「無知」から来ることなのであれば、それはあまりにも残念で悲しいことだなと思って。予てからいつかこれを題材に曲を作りたいと思っていました。
未知なるものや、予測不可能なものに対する「恐れ」は動物の自然な感情です。政治と民間、団体と個人では、少しずつ条件が違えど、殆どの差別からくる歪み合いは、大小様々なレベルの「恐れ」から来ている気がしていて、それは知識で補えることだと思います。学ぶことの大義の一つだと思っています。知識を得て、知恵にかえて、行動に繋がるみたいな。
音楽の舞台は夜の動物王国。強い動物、弱い動物、美しい、怖い、足が速いなど色んな動物がいます。でも「皆同じ材料から作られた調合のようなもの」なので、姿かたちはちがっても、結局みんなおんなじなんです。違いは「個性」です。
先月号の”It doesn’t matter anymore”にも通じますが。この地球に生きるあらゆる人間に対して「知る」ことで、もう少し優しくなれたり。ときには愛をもって厳しくなれたり。それを周りが許せたり。それで自分が少し幸せになれたり。そんな風になれたらと思っています。きれい事ばかりだし、僕も全然出来てないけど、なんとなくこんな今だからこそ改めて言いたかったです。よろしくお願いいたします。w
MVの動物たちは、ファンの方々の手を借りて、葉っぱや木の枝など自然物を採集して、それらをコラージュして皆で人形を制作。ストップモーション作家の手でコマ撮りアニメの手法で動かしています。最後のオチは鳥肌たちます!今月もヤバすぎる出来なので、是非ご覧いただき、思うところをシェアしていただけたらと思います。
 
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