さる5月25日に新代田FEVERで行なわれたワンマンライブ「TASTE presents LIVE AKTION 1 “WHO KILLED...?”」で15年ぶりの復活を遂げたCo/SS/gZ（コーパスグラインダース）が、本とDVDをパッケージしたアイテム『COPASS GRINDERZ DOCUMNET FUCKING ARCHIVES 1988-2014』を7月1日に発売する（Vo.&G. ZEROが主宰のTASTEレーベルから発刊）。
フルカラー52ページの見ごたえあるA4サイズの本と、「COBRA」のライブ映像だけを集めたDVDのセット仕様だ。

「LIVE AKTION 1 “WHO KILLED...?”」での物販で先行販売されていた本作は、「死んでから本を出されるくらいなら、生きてる時に好きなように出す（誰も出してくれないんだもん）」というコンセプトで制作を開始。
1万枚以上の写真、100本以上のライブビデオを選り分けてデジタル化した上で、1988年の結成から2014年の活動再開にわたる約26年間（約15年間は空白）の活動を網羅した大変な労作である。

本のほうは、縁の深い音楽ライター・中込智子による渾身の各メンバー（ZERO／名越由貴夫／大地大介）へのロング・インタビュー（生い立ちから現在に至るまで）、メンバーによる音源解説、それぞれの時期のメンバーの変遷が窺える年代別ライブ写真、アメリカ・Olimpia／Yo-Yo-A-Go-Goや日本各地でのツアー時の写真、今までほぼ未発表の貴重な写真、現存しているチラシやTシャツ、生の歌詞原稿など、コーパスグラインダーズに関するあらゆる資料を盛り込んだ一冊となっている。
コーパスグラインダーズを全く知らない人でも充分楽しめる内容になっており、知っている人はこの傑出した轟音バンドのことをさらに深く知ることができるだろう。

同梱のDVD「COBRA Only Live Aktion Document DVD!!」は、ライブでの「COBRA」だけ52本を抜粋編集。150分（約2時間半）の映像による拷問仕様となっているのも彼ららしい。なお、パッケージは紙ジャケットで、裏面はbloodthirsty butchersの名作『kocorono』を模した『koredake』仕様となっている。『kocorono』のアートワークを担当したZEROにしかできない、遊び心に溢れたデザインだ。

6月28日（土）に心斎橋Live House Pangeaで行なわれる復活ライブ第2弾『TASTE presents LIVE AKTION 2 “WHO KILLED...?”』でも販売されるほか、ディスクユニオン、FUUDOBRAIN等でも販売の告知がされているので要チェック。
 

商品情報

Live Info.

TASTE presents LIVE AKTION 2 “WHO KILLED...?”
2014年6月28日（土）大阪府：心斎橋Live House Pangea
with：GREENMACHiNE（from KANAZAWA）／ANYO
OPEN 18:00／START 19:00
前売 1,800円／当日 2,300円（共にDRINK代別）
チケットはぴあ（Pコード：222-478）、ローソン（Lコード：59656）、e+にて発売中
【問い合わせ】Pangea 06-4708-0061

関連リンク

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