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【ライブレポート】ザ50回転ズが喰らわすぶっちぎりのロックンロール 2012.02.13

ザ50回転ズ
涙のスターダストショー ファイナル
2012年2月1日(水)下北沢SHELTER
文:石川 愛(web Rooftop)
写真:森リョータ

120201kaitenz0806.jpg馬鹿みたいに真っ直ぐなエイトビートが止まらない皆さん、相変わらずドッタンドドタンドッタンドドタンな日々だとお察しいたします。
映画『荒川アンダーザブリッジ』のニュースも耳新しいと思いますが、光の速さでロックの虹を掴む皆さんのことですから、既に映画館に足をお運びになっているブラザー(シスター)もたくさんいらっしゃると思います。

さて、ちょいと振り返ること数日、SHELTERでは熱い熱いステージが繰り広げられていたことも、きっとご存知でしょう。
涙のスターダストショー ツアー後半、千葉、吉祥寺、神奈川と続き、ファイナルは下北沢SHELTER。

「涙のスターダストツアー ファイナルじゃーい!!」とギターを高々とあげるダニーの姿がございました。
アッツアツのツアーのピークがそこであったと言っても過言ではございません。

120201kaitenz0165.jpg「ロックンロールマジック」からスタート。
こんなかっこいいメンバー紹介をするバンドが他にありますでしょうか。

「耳鳴りがとまんねーんだよなァ! さすがSHELTER! 音がすげェんだよォ!」
そう咆哮するダニーと目が合うとボギーは、すかさずカウント1・2・3・4。

3人全員歌えるというのはまこと素晴らしいことであります。
見るところいっぱい夢いっぱい、エイトビートも止まらない。

120201kaitenz0458.jpgダニーによる「ボギー!」の合いの手は、響き渡るドラムの音と一緒に踵から心臓を抜けて頭を揺さぶりました。
ライブ中盤、この時点でダニーの発汗が目に見えてわかるようになり、ギター・ソロの時に迸っておりました。

間違いなく、そこでロックンロールが鳴っておりました。
切ない恋のメロディも、ずっしり心に響き、ヘタクソなロックじゃ踊れなかったあの頃の自分の肩を、そっと抱いてやりたくなる次第です。

圧倒的な存在感は言うまでもございません。
途中、「なんでかフラメンコ」を彷彿とさせるダニーを見つめ、「なんて芸達者な人たちだ…」と唸らされる瞬間もございました。
最高のロデオ・ロックとは、このことであります。

MCをいくつか挟み、クール・ダウン。
この時点で既に体感温度は45度を上回っていたであろうにもかかわらず、さらに熱く、熱くさせようとする、それが50回転ズのやり口であります。
まんまと踊らされて、それでもあたい構わない、もうシビシビ痺れて。

120201kaitenz1093.jpgここまでくるといよいよ本格的に全員(50回転ズのメンバー含む)産まれたてのひよこみたいにホヤホヤになって、肉眼で確認できるほどみなさん、頭から湯気を立てて、それはそれは真冬の野球部員のようでございました。
だというのにここへきてさらにダンス・ナンバーを繰り出し、アジるダニーは「もっともっとォー!」
気持ちだけ先走って、早く早く急がなくっちゃ、と思っても、オーライイエーイイエーイ! って叫んで踊ると楽しいの、皆さんご存知でしたか?

「故郷の海よ」で再度カームダウン、沸き起こる拍手。
ツアー・ファイナルならではのラインナップでございましょう。

「ツアーも今日でファイナル、この場所で倒れてもいいかい!? まだ何曲か残ってるけど、そう言いたくなっちゃったよ!」

すべてが自然体のままで、自分がかっこいいと思うものを突き詰めて行くヤツがかっこいい、ということを地で行っている。痺れる。
マイクを通さない「ありがとう!」は心に沁みるねェ。

アンコールは「50回転ズのテーマ」から。
最高、たまらん、カッコイー!
そりゃ眼鏡も曇るというものであります。

余談ですが、私は「バンド名+のテーマ」が大好物であります。
この日一番の個人的盛り上がりがここでございました。

120201kaitenz0966.jpgこのSHELTERでのツアー・ファイナルがちょうど新譜『ロックンロール・ラブレター』の発売が開始となりました。
皆さんもちろん、もうお手元にございますね?
3月にスタートする「ロックンロール・ラブレター ツアー」を、今か今かと待ちわびていらっしゃることと存じます。
ちょっぴり甘酸っぱいラブレター…アルバムを聴けば、この荒みきったご時世に、なんて素敵なエッセンスを振りまけるんだ…と涙があふれそうな気分でございます。

ここ数日の骨までしみる寒さのせいで、寝床やこたつから出られない気持ちもお察しいたします。
でもライブハウスには、暖房器具よりもホットで、キラッキラで、心も身体も満たしてくれるザ50回転ズが待っているということ。
そしてそこには、ロックやパンクの話ができるヤツしかいないということを忘れないでくれたら、きっとメンバーも喜ぶことでしょう。
まだ手に入れていないという貴方も、メンバーからのラブレター、早く受け取ってくださいね。


-----ザ50回転ズ play list-----
#01: ロックンロール・マジック
#02: Mr.1・2・3・4Man
#03: サンダーボーイ
#04: ゴキブリ讃歌
#05: 耳鳴りロック
#06: Thank You For RAMONES
#07: ぬけがらロック
#08: ベラルーシより愛をこめて
#09: 少年院のソナタ
#10: KILLER
#11: 放課後のロックンロール
#12: Trip! Trip!
#13: NO NO NO
#14: 故郷の海よ
#15: グローリー・グローリー
#16: いけないビート
#17: 1976
#18: I can not be a good boy
#19: YOUNGERS ON THE ROAD
#20: 涙のスターダスト・トレイン
 
En1: 50回転ズのテーマ
En2: ロックンロール・ラブレター
En3: おさらばブギウギ

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