ロフトグループで最も若いライブハウス「阿佐ヶ谷ロフトA」も、2007年12月1日のオープンから早いもので三年の月日を数えました。こうしてなんとかかんとか三周年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様の温かいご支援の賜物と存じます。というわけで、記念すべき3周年のその日、12/1を飾ってくれたのは、三年前のオープニング月間にもご出演いただいた、エンケンこと遠藤賢司さんです！

開演直前、さっとステージの照明が明るくなると同時に、エレキギターを抱えたエンケンさんが登場。会場の声援をうける間もなく「史上最年寿のロックンローラー」でライブはスタート。エレキギターをかき鳴らしながら、おもむろにドラムセットの前に座ると、ギターを抱えたまま、ドラムを乱れ打ち！会場のボルテージは一気に高まります。激しい曲調をの楽曲を重ねた序盤から、中盤に入ると空気は一変。ささやくような歌唱と、やさしいメロディのギターによるステージで、会場の熱気を温かく包みこみます。特に「カレーライス」から「雪見酒」という初期の名曲を連ねたあたりは、まさしく鳥肌ものの美しさで、会場全体が、エンケンさんの一言一句、一挙手一投足を聴き逃すまい、見逃すまいと固唾を飲んでいるかのような静けさがそこにはありました。

終盤にかけてはさらに「不滅の男」「君にふにゃふにゃ」「満足できるかな」といったライブではお馴染みのナンバーを披露。終演後も鳴りやまない拍手と歓声に、アンコール、ダブルアンコールと応えてくれたエンケンさん。会場を後にするお客さんの姿は、みな興奮と満足で火照り上がっているように見えました。

本日のライブのおかげで、三年目を迎えた阿佐ヶ谷ロフトＡは、最高のスタートを切ることができました。本当にありがとうございました！（Asagaya/Loft A ヤマサキ）

2010/12/1（水）阿佐ヶ谷ロフトA
Asagaya / Loft A 3rd Anniversary
遠藤賢司弾き語りワンマンライブ
「エンケン 対 中央線 〜第二戦〜」
【出演】遠藤賢司

Live Info.

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