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鳥居真道(トリプルファイヤー)×張江浩司(ハリエンタル)(Rooftop2018年2月号)

リズム論を支えたのは日本の音楽シーンを変えた二人

—鳥居さんがリズムを研究していく上で印象に残っているアーティストは?

鳥居:細野晴臣、大滝詠一ラインですかね。学生の頃にリズムについて興味を持ったタイミングでよく聴いてました。

—80年代以降ですか?

鳥居:いや、まだ二人が売れっ子になる前の70年代中頃ですね。はっぴいえんどははっぴいえんどでリズムがソウルっぽかったりもするのですが、それぞれソロになるともっと渋いリズムの組み方になるんです。それに刺激を受けました。

—そういった音楽はリズムを中心に楽しんでいた?

鳥居:二人ともメロディーメーカーじゃないですか。こちらも「風をあつめて」とかから入っているからそういうものを期待しがちなんです。でも、そういう面を敢えて封印して、渋い3コードの曲をやりながら、リズムに工夫を持たせているので、そっちに耳がいくようになったし、メロディーだけが音楽ではないんだという事を意識させられましたね。

—ちなみに、リズムによって生活に支障が出ることはありますか?

鳥居:対応が食い気味の店員がすごく気になる。やっぱり、合いの手の打ち合いというか。ポッポッ、トントンと良いリズムで進めたいじゃないですか。

全員:(笑)。

 

二人の中の音楽を聴くポイントとは

—音楽を聴いた時に注目する部分は?

張江:俺は細かくなっている音かもしれないですね。カッティングとかハイハットとか。で、その次に細かくなっている音が聞こえてきて。スネアかバスドラか。聴きたいのはそういう細かい音の関係性ですかね。

鳥居:フレーズの前後関係というか、キックとスネアの間や、その間に他の楽器がどう絡んでいるかとか。リズムの形ですよね。

—やはりリズムは関わる部分もありますね。グルーヴ感というか。

張江:バンドって、めちゃくちゃ良いリズム感を持つドラマーが一人がいたとしても意味がない。最高なドラマーがいても他のメンバーと合わなければ、意味ないというか。バンドでやるんだったら、アンサンブルの問題があって。

鳥居:だから、生かすも殺すもベース次第というところがありますもんね。

張江:ということで、次回のイベントでは各パートを呼んで、アンサンブルの話をさせていただきます。

—最後に、イベントに来ていただけるお客さんに一言お願いします!

鳥居:容赦しないつもりでいます。でもそれは僕らなりのサービス精神ですよ。

張江:わからないことがあればググっていただいて。変にわかりやすくしようとするのもお客さんに失礼なんで、全力で行きます!

 

 

 

 

Live info.

2018年2月6日(火)

「トリプルファイヤー・リズムアナトミー vol.2」

【出演】鳥居真道(トリプルファイヤー)【司会】張江浩司(ハリエンタル)

【ゲスト】新間功人(1983/トクマルシューゴ etc)、 西田修大(吉田ヨウヘイgroup etc)、シマダボーイ

会場:Naked Loft

OPEN 19:00 / START 19:30

前売2,000円 / 当日2,500円(税込・要1オーダー500円以上)

※前売りチケットはe+にて発売中