Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュードラマ部(ニブンノゴ!宮地、LLR福田、フルーツポンチ村上)(Rooftop2018年1月号)

ドラマ愛よ伝われ!「ドラマ部」祝100回開催&最終回記念インタビュー

2018.01.04

ドラマの発掘、新発見

——今まで取り上げたテーマドラマでこれは観てなかったけど良かったドラマがいくつかあったと思うんですけど。

その代表は『モザイクジャパン(永山絢斗主演2014年放送。坂元裕二脚本)』 ですね。これはすごいですよ。宮地さんに勧めてもらって。僕、宮地さんに会えて一番感謝してるのはこれを紹介してくれたことですから。

ハハハハハ!

宮地さんはこれとF4(ドラマ部内で盛り上がった宮地考案のゲーム)だけですもんね。

功績少なすぎるだろ!なんで片手で収まっちゃうんだよ。

いやそれで十分ですよ。それでここに100回居た意味があるんですから。

もし勧められてなかったら絶対に観てなかったと思いますし、なんならこの作品、坂元さんの作品で一番好きかもしれないです。すごいこういう出会いがあったのは嬉しいです。

『ラブ・シャッフル(玉木宏主演2009年放送。野島伸司脚本)』とかね。

あとは『とんび(堤真一主演2012年放送。羽原大介脚本)』とかも観てなかったけどすげえおもしろかったな。

僕は『最後から二番目の恋』。本当おもしろくて、びっくりしちゃった。ずっと観てられる。

うん、ずっと観てられる。もう一回『続』が来てもいいくらい。(続編の『続・最後から二番目の恋』がある)

ついこの間も観返したんですよ、シーズン1の方を。マジでむちゃくちゃ一気に見ましたもん。

大きい事件が起きるわけじゃないけどシーズン2まで魅了していってたっていうのはすごいことですよね。

 

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——逆に観直した作品の中で印象的だったのはどのドラマですか?

例えば『東京ラブストーリー』とかは当時観てた時より自分が大人になってるから、僕が思ってたのと違うなって思ったりして。

そういう意味では「ドラマ部」で観直して、当時観ていた感じと違ったのは『東京ラブストーリー』と『ラブジェネレーション(木村拓哉・松たか子主演1997年放送。浅野妙子・尾崎将也脚本)』じゃないですか?

『ラブジェネ』ね。当時は確かにあんまりだったけど、観返して良かった。

これは同じ感覚で面白いってなったのは『101回目のプロポーズ(武田鉄矢・浅野温子主演1991年放送。野島伸司脚本)』ですね。あの時と同じ感覚で面白い。武田鉄矢さんが面白すぎる。

あとは『最高の離婚(瑛太・尾野真千子主演2013年放送。坂元裕二脚本)』とか?普通に面白いっていうのだとね。

俺は衝撃だったのはユースケ・サンタマリアさんの『アルジャーノンに花束を(ユースケ・サンタマリア主演2002年放送。岡田惠和脚本)』かな。あんなに素敵な演技をしてたんだって。当時ユースケ・サンタマリアさんの演技にピンときてなかったからスルーしてたんだと思うんですけど、すごい良かったな。

『踊る大捜査線(織田裕二主演1997年放送。君塚良一)』はテーマドラマではやってないのか。『踊る』シリーズ、やっぱりおもしろいんだよな。

あと『1リットルの涙(沢尻エリカ主演2005年放送。江頭美智留・大島里美・横田理恵脚本)』かな。

キリないよね。あと『未成年(いしだ壱成主演1995年放送。野島伸司脚本)』。それと『リーガル・ハイ(堺雅人主演2012年放送。古沢良太脚本)』。

『アオイホノオ(柳楽優弥主演2014年放送。福田雄一脚本)』。これも何回観てもいいですね。

そうなると『モテキ(森山未來主演2010年放送。大根仁脚本)』も入ってきますよね。テレ東のこの時間帯は歴史を作ってくれましたよ。

 

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