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『お酒は夫婦になってから』クリスタルな洋介(漫画家)×茂木俊輔(担当編集)×ひらさわひさよし(総監督)×はたなかたいち(プロデューサー)(Rooftop2017年8月号)

 「やわらかスピリッツ」にて好評連載中のクリスタルな洋介による漫画「お酒は夫婦になってから」。連載当初から各所で話題となり酔デレ女子たちの可愛さ、水沢千里・壮良の甘すぎる夫婦生活。このしふくまみれの作品はどのようにして生まれ映像化されるのかを伺いしました。[interview:柏木 聡(Asagaya/Loft A]]

ヒロインは酔ったら可愛いくなる酔いデレがいい

 
――お酒を扱う作品ですとBARなどお店が舞台になることが多いですけど、“お酒は夫婦になってから(以下、お酒)”は、なぜ家飲みを中心にした作品にしたのかなど、連載が始まるきっかけを伺えますか。
 
洋介:きっかけは茂木さんからの連絡です。話をもらって、できることはなんだろうと考えたときにラブコメだと思ったんです。以前に中学生が付き合ってドタバタするという作品を描いていたので。
 
――“オニデレ”ですね。
 
洋介:はい。中学生を描いて次どうするってなった時に、年の差がある夫婦ものはどうかなと思って持っていったんです。その設定が男らしい奥さんと可愛らしい旦那さんでした。
 
――“お酒”の原型になっているものですね。
 
洋介:最初は “雄嫁(およめ)さん”ってタイトルでした(笑)
 
ひらさわ:面白いですね。
 
洋介:面白いねってなったんですけど、いろいろ問題があって。揉んでいく中で、ヒロインは酔ったら可愛いくなる酔いデレがいいんじゃないかって話がでて、そこから今の形ができあがってきました。
 
茂木:僕は“オニデレ”も担当していたんですけど、“オニデレ”の二人の数年後というイメージが一番向いているなと思ったんです。連載を準備している当時は映画や連ドラも夫婦ものが多くて、その中には夫婦関係がいかに絶望的かを描いていた作品もあったので、その真逆をやりたいと思ったのもあります(笑)。
 
――結婚に希望をということですね(笑)。
 
茂木:“オニデレ”の(今本)正と(育島)紗夜ならそれができると思ったんです。先生はコメディーを描かせたら超一流なので。
 
洋介:いやいや。
 
茂木:もう一つネタがあったほうがいいなと思って、流行りのグルメ要素を(笑)。でも、ヒロインが単に食レポしてるのではなく「酔ったらデレる」というキャラ要素とグルメ要素がしっかり紐付いてるのがいいなと思いました。
 
はたなか:いや、普通にファンとしてなるほどって思っちゃいました。
 
洋介:実は連載を一緒にするのは久々だったんです。
 
茂木:”オニデレ”以来ですね。”お酒”は「外ではキャリアウーマン。家ではデレ妻」という設定を前面に出す方向性で始めたので、序盤は(水沢)千里のキャラが定まらず、結構苦労しました。なので、1話のアフレコではご迷惑をおかけして・・・。
 
ひらさわ:とんでもない。
 
洋介:僕も最初は苦労して、連載の中で掴んでいきました。
 
茂木:先生はデビュー当初からキャラを描く才能がずば抜けているので、魅力的かつ自然体なキャラクターを一発で描いてくれるんです。でも、そこからもう一歩踏み込んだものが欲しいなと思っていました。
 
洋介:グルメやお酒が好きな人がそこを入り口にした上で、ハマってもらえないと厳しいだろうなとは思ったんです。このタイトルもよかったんだと思います。
 
茂木:あと先生の作品は、どんなに酔っ払ってても下品にならず、どこか上品なのが素晴らしいですよね。
 
――確かに艶っぽさはありつつもいやらしさはないですからね。いろんなキャラクターが出てきて酔いますけど、みんな可愛いいですから。そんな中でも各キャラが立っているので、読者は誰か好きなキャラがいますね。
 
はたなか:茂木さんは(白石)ユイが好きなんですよね。
 
茂木:ユイ大好きです(笑)。
 
 
『お酒は夫婦になってから』1~6集
著者:クリスタルな洋介  
掲載:やわらかスピリッツ(小学館 刊)

定価:本体593円+税

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Live info.

8/9(水)
「『お酒は夫婦になってから』アニメ化記念イベント  しふくぅぅぅ~っな夜♥」
【出演】
クリスタルな洋介(原作)、茂木俊輔(担当編集)
ひらさわひさよし(総監督)、はたなかたいち(プロデューサー)
更なるゲストも!?
 
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥2,000/当日¥2,500(共に飲食代別・要1オーダー500円以上)
※前売チケットはe+にて発売中!!
会場:Asgaya/Loft A