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映画『笑う招き猫』監督・飯塚健(web Rooftop2017年4月号)

「ライブ感」を大事に

――今回もそうだと思うんですけど、タイトなスケジュールの中でもクオリティが高いものを作るために、監督が心掛けていることってありますか?

 

まぁ、結果論になっちゃうんですけど、今回は特に「ライブ感」を大事にしました。例えば先ほどおっしゃった冒頭のケンカのシーン。あれ、印刷台本上は「ネタ合わせで揉めてる」ぐらいしか書いてないんですよ。キレイにセリフを並べておくと、キレイにやっちゃう生き物だと思うんです、俳優部って。前後の語尾を食わないようにとか。けどケンカってそんなもんじゃない。もっと食っちゃうし、似たような言葉が出ちゃったり。だから、あんまり準備をさせたくないというか、その場で書いたセリフを渡して、すぐやってもらう、という方法を取りました。やる方は大変だったと思いますよ。瞬発力がないとできませんから。

 

――なるほど。

 

あと稽古の期間も合わなかったので、逆にいっそう相手役に思いを馳せるじゃないですか。このセリフ、どう言うんだろうとか。そういう時に、野球の素振りと一緒ですよね、ちゃんと球(相手)を意識してやっているのか、2人とも時間がないことを逆手にとって、そういうことを意識の高い所でやってくれていたんだと思います。

 

――大事なのは、ライブ感ですね。

 

あと想像力です(笑)

 

――最後に、映画『笑う招き猫』の特にココを見て欲しいという部分がありましたら、お願いします!

 

もちろん漫才はあるんですけど、漫才はある種のオプションなので、そこまでの展開の中で、2人が過ごした大学時代のシーンが結構ありまして、とても生っぽくできたんじゃないかなと。例えば卒業式の後の飲みで、仲間の一人が気づいたら泣いてる、とか。はい泣きます、って流れじゃなくて。「あれ? こいつ泣いてない?」みたいな(笑)。当然整理もされているんですけど、カオスなシーンになったと思います。詳しくは本編を見てください(笑)

 

――あと、4/21(金)には、当店LOFT9 Shibuyaにて、公開記念イベントもありますね!

 

誰が出るんですかね? 僕も知らないんですよ。

 

――え!?

 

この後、別の取材で宣伝部チームに会うので、そこで詳しく聞いておきます(笑)。

Live info.

『笑う招き猫』
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:山本幸久「笑う招き猫」(集英社文庫刊)
出演:清水富美加、松井玲奈
落合モトキ、荒井敦史、浜野謙太、前野朋哉
稲葉友、角田晃広(東京03)、戸田恵子
漫才監修:なすなかにし
主題歌:Mrs.GREEN APPLE「どこかで日は昇る」
(ユニバーサルミュージック合同会社/EMIRecords)
製作幹事・配給:DLE
製作:「笑う招き猫」製作委員会
4月29日(土・祝)新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー!
 
 
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映画「笑う招き猫」公開直前トークイベント
4月21日(金)
【出演】映画「笑う招き猫」関係者 他
OPEN 19:00 / START 19:30
前売¥2,200 / 当日¥2,500(税込・要1オーダー500円以上)
前売券はe+にて発売中!
【会場】LOFT9 Shibuya(詳細はこちら)