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三星めがね(漫画家)(Rooftop2017年4月号)

最終回までにみんなが成長していたらいいなと思っています

 

――確かにアニメの場合は身長などの設定があるとありがたいですね。ヒロインたちの家庭環境が複雑で、そこからシリアスなパートもありますが、暗くなりすぎず希望が持てる形で続いていくのがいいですね。

 

三星シリアスばかりだと不評かなと思って(笑)。それに日常コメディーが好きというのもあります。ただ、作品全体に緩急を付けるという意味でシリアスな話も入れています。全体のストーリーは第8巻の地獄編でひと区切りがついて、やっとグリが主人公になりました(笑)。

 

――成長している姿が見えてきて良かったです。最初の頃は頭にナイフを刺されてましたから。

 

三星グリは男性ファンがつかないんじゃないかと心配していたんですけど、アニメでは可愛く描いていただけて良かったです。声と動きが入るとまた違いますね。

 

――ちなみに動かしやすいキャラはいるんですか。

 

三星ブレないということであれば、柚です。問題が起きても自分で解決できる強い子なので。

 

――お母さんみたいですね(笑)。

 

三星そんな感じです(笑)。みんな落ち着きなさい、って。最終回までにみんなが成長していたらいいなと思っています。

 

――連載スタート時に比べるとみんな成長してきました。

 

三星家族みたいになってきましたね。あとは結婚するだけみたいな。

 

――そうなると血で血を洗う展開になりますね。他に、地獄が現実の会社生活を想起させる超管理社会という設定も新しくて面白いなと思いました。言われてみるとそうかもしれないって。

 

三星普段から刺されたりして、一般的なイメージでの地獄以上のことが起きているので、ただの地獄にしても面白くないと思ったのと、グリが嫌がることはなんだろうと考えてああいう世界にしました。

 

――そこが魔王のキャラにもつながっていて。

 

三星最初、魔王のキャラは全然考えていなかったです。

 

――ある意味しっかりした良い人ですけどね。逆に神様は心配になるぐらい自由人で、大人組もいろいろと物語があっていいですね。ちゃんと大人じゃないのも含めて。

 

三星神様は外に出ると穢れてしまうので部屋から出られないという設定があるんです。だから奥さんであるマヴロも出て行っちゃって、グリも神にはなりたくない。

 

――確かにそれはきついですね。そういえば、学校内でのエピソードは少ないですね。

 

三星そうなんです。だから、たまに教室を描くと楽で楽しいんです。

 

――学校は人も物も多いので大変そうですが。

 

三星今連載で書いているファンタジーな展開は読むのは好きなんですけど、いざ自分で描くと大変で、早く現実世界に戻りたいと思いました(笑)。

 

――描き込みがすごいので好きなんだと思っていました。

 

三星あまり自信はないですけど、夢中にはなります。お話を描くまでは(話の内容は)悩んでしまいますけど。

 

――ネームから変わったりするんですか。

 

三星キャラ同士の掛け合いを重視するので、変わることもあります。プロットも書くんですけどそれを見ずにネームを切るんです。

 

――どういうことですか。

 

三星私にとってプロットは、頭の整理をするためのものなんです。だから担当さん泣かせな部分も多いですけど、できてしまえば気にしなくてもいいかなって。それから、ネームを描いた自分と下描きを描いている自分とでよく喧嘩してしまいます、こんなの描けないって(笑)。

 

――(笑)。そうは言いつつもキャラの仕草も細かく描かれていて、そこが魅力だなと思っています。全身が入る引きの絵が多いなと感じていたので、人物を描くのが好きなんだと思っていました。

 

三星キャラが多いので見せたいというのもあります。

 

私以上に作品を深く理解してくれています

 

――これからアニメも放送開始になりますが最初にお話が来た時はいかがでしたか。

 

三星私を慰めるために言ってるんだろうなって思いました。決定と聞いても疑っていて、ダメだった時のための心の準備をしていたくらいです(笑)。

 

――そうなんですね(笑)。実際にアニメになったモノを見られていかがでしたか。

 

三星すごいです。サブキャラのキャストも豪華で、こんな方々に演じていただいていいのかと思ってしまうくらいです。

 

――声のイメージはありましたか。

 

三星全然ないです。何もないところにアフレコの声がハマった感じです。グリ役の青山(吉能)さんの声を聞いて「はじめまして、あなたがグリですか」って感動しました。小ネタも上手く入れてもらえると嬉しいなと思っていたのですが、限界まで拾っていただけたのでビックリしました。

 

――アニメを作られている方々も拾いたいんですよ。

 

三星マシンガンのような情報量になっていました(笑)。

 

――原作がそのまま表現されているんですね。

 

三星細かいところまで作品を汲んでくれて、びっくりしています。私以上に作品を深く理解してくれています。柚役の長野(佑紀)さんは第1話のアフレコの際に、台本と違うセリフを言われたんです。間違えたのかなと思ったら、原作と同じ言い回しで、そこは尺の都合で表現が変わった部分だったんです。

 

――すごく読み込んでいただけていますね。

 

三星それだけ一心同体になっていただけて、凄くありがたいです。

 

――放送が楽しみです。まだまだ連載も続いていきますし、さらに盛り上がりますね。

 

三星そうですね。アニメから入ってきていただける方にも、好きになってもらえたらいいな。連載では新キャラも出てきて、その子を中心にまたドタバタしていくので楽しみにしていてください。

三星めがね
「恋愛暴君」

発行:フレックスコミックス
発売:ほるぷ出版
1~4巻 571yen+tax
5~10巻 570yen+tax
11巻 570yen+tax 4/12発売
11.5巻 短編集 570yen+tax 5/12発売

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Wake Up, Girls!
TV 恋愛暴君 OP ”恋?で愛?で暴君です!”


レーベル: DIVE II ENTERTAINMENT
通常盤:¥1,500+tax
DVD付き限定版:¥2,100+tax
5/24発売

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smileY inc.
TV 恋愛暴君 ED ”「スキ」を教えて”

レーベル: DIVE II ENTERTAINMENT
¥1,500+tax  5/24発売

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Live info.

TVアニメ「恋愛暴君」
原作:三星めがね (COMICメテオ連載)
監督:濁川 敦
シリーズ構成:高橋ナツコ
アニメーション制作:EMTスクエアード
・テレビ東京:4月6日スタート 毎週木曜日 深夜2時35分~
・BSジャパン:4月8日スタート 毎週土曜日 深夜0時30分~
・AT-X:4月8日スタート 毎週土曜日 夜11時30分~
リピート放送:毎週日曜深夜2:30~/毎週火曜午後3:30~/毎週金曜朝7:30~
 
※放送日時は変更になる場合があります
 
©三星めがね・COMICメテオ/恋愛暴君製作委員会