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INTERVIEW

トップインタビューthe god and death stars【完全版】

現メンバーでの7年目への一歩を踏み出したthe god and death stars。
10周年を目指して進む彼らの先には何が見えているのか!?

2016.12.27

ゴッドとSHELTER

—— 下北沢SHELTERでの初ワンマンが2013年5月6日のGWで、その年の年末の12月25日、そして翌年2014年の5月6日のGWと年末の12月27日、2015年5月4日のGWと、この年は活休に入ったので年末はなかったですが、今年の5月6日のGW、そして年末の12月28日とSHELTERでのワンマンをGWと年末に続けてきてますが、その理由は?
aie:何で俺たちはわざわざ人のライブと被る日を選んでるんですかね? みんなやってるから、あんまりやらない方がいいんですけどね(笑)。
kazu:(笑)SHELTERを選んでる理由っていうのは…。
aie:屋号ですよね。
kazu:そうだね。やっぱりSHELTERで毎年やったりとか、この前のワンマンでLa.mamaを選んだりとかっていうのは、元々SHELTERやLa.mamaとか、そういうライブハウスに憧れがあるし、そこのステージでやってるっていうこと自体が格好いいって思う世代なので。
aie:うん、ちょっと高まるって言うか。キャパは一緒だけど、O-WESTよりはLOFTだな、みたいな。
kazu:LOFTを目指すっていうのも全く同じ理由で、LOFTでワンマンライブが出来るっていうのが格好いいなって思ってバンドを始めたし。
aie:LOFTでワンマンやってるバンドが好きでしたもんね。
kazu:うんうん、そうだね。
aie:今でもそうかな、LOFTでやってるバンドが好きだからかな。
kazu:SHELTERやLa.mamaと同じキャパでも、もっといい環境のライブハウスっていっぱいあって。でも、そういう他のいい環境の会場より選んでしまう魅力がその歴史にあると言うか、名前にあると言うか。たまたまSHELTERも、箱の方からも、「またやりましょうよ」って言ってくれたりもするんで。SHELTERを選んでる理由っていうのは、そういうところですかね。下北沢は意外と行きづらいんで(笑)。下北系ではないんで、僕たちはね。
aie:うん。昔ありましたね、下北系って。バンプ(BUMP OF CHICKEN)とかそうですよね?
——そうですね。
aie:で、小沢健二が渋谷系ですよね?
kazu:渋谷系(笑)。そうですね。
一同:(笑)
——潤さんはどうですか?
潤:SHELTERは、でもゴッドでやる前にも何回かやってるんで。
——あっ、そうですね。rowtheで出演してますね。
kazu:大嵩さんは憧れの会場ってある? やったことがある、ない関係なしで。
潤:やっぱりLOFTでしたね。同世代のバンドがブッキングでLOFTに出るってなると、やっぱり嫉妬したし、出たいって思ったし。初めてのLOFTは、確かHATE HOEYを観に来たと思うんですけど、その時の会場の雰囲気って言うか一体感と、バンドの格好よさとで、ライブハウスも格好いいなみたいな感じになって。LOFTが憧れですかね。SHELTERは何回かやってる分、ワンマンってなった時も、やったことがあるところだからっていうので、ちょっと安心しながらって言うか、変な気負いもなく出来ましたね。
——SHELTERでの思い出は何かありますか?
aie:思い出? SHELTERって、俺、ワンマンしかやってない気がするなぁ。
——あとはaieさんのバースデーのイベントと…。
aie:あっ、そうかそうか、KEELで出たなぁ。あとTHE MADCAP LAUGHSかな。それこそゴッドで出始めた以降ですね。
——そうですね。逆にrowtheさんとかのジャンルはSHELTERとかに出てる印象はあるんですけど、ヴィジュアル系と言われる人たちの印象がなくて。
aie:俺が前やっていたバンドの時は、出れないって言われて。ヴィジュアル系はSHELTERはNGだって言われたから。
——あっ、そうでしたね。昔はそういう感じでした。
kazu:そうだね。やる側としてはそうだし、ヴィジュアル系の時で言うと、鹿鳴館っていうのがそういう対象になるし。
——SHELTERを知ってるっていうことや、屋号じゃないですけど、そう思ってくれていたことにちょっと驚きまして。
aie:それこそ出来なかったから、今やりたいっていうのがあるかも。
——ヴィジュアル系のバンドの時にSHELTERに連絡したことってあるんですか?
aie:ないけど噂かな、それこそ都市伝説みたいな感じで。SHELTERでやりたいんだけどって話が出ても、あそこは出来ないよって。ワンマンでも出来ないって。
kazu:だから俺らがSHELTERでワンマンをやった時に、ガラ(MERRY)に言われたもん、「いいな」って。
——今と昔でSHELTERのカラーも多少は変わりましたね。
aie:LOFTでは結構俺らやってますもんね。蜉蝣はやってないですか?
kazu:蜉蝣はやってないね。
aie:RESEARCHは?
kazu:でも、西新宿の時かなぁ。
潤:それはいいなぁ〜。
——歌舞伎町に移転してからも出たと思うんですよ〜。
kazu:出てるかもしれないですね。観に行ったのは、西新宿の方が多かったんですよね。10代の頃はまだ移転してなかったんで。LOFTは西新宿にある頃からオールジャンルですよね。僕はもう圧倒的にBOØWYの印象なんですけど。
aie:BUCK-TICKもそうですよね。
kazu:そうですね。とにかくBOØWYだったかな、やっぱりLOFTは。
——SHELTERって言うと、バンプっていう印象ですか?
aie:SHELTERバンドっていうイメージはないけど、好きなバンドがよくツアーでSHELTERを入れてるなって昔から思ってた気がするなぁ。
kazu:千葉LOOKとかね。
aie:そうそう。あと、俺、水戸LIGHT HOUSEも出たことがないんだけど、ちょっと登竜門的な感じはしてるかな
kazu:東京バンドからしてみると、名古屋MUSIC FARMがそうだったな。でも同じ愛知県でライブをやるのに、MUSIC FARMを選ぶのと、そうじゃない市内の会場を選ぶのって結構違くて。立地だったりなんだったりっていうのが。SHELTERは下北沢なんで、新宿とか池袋とさほど変わらないって言うか。これがMUSIC FARMだったら、だいぶね。
aie:たまプラーザですからね。
一同:(笑)
 
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the god and death stars
「it isn’t a singles」

2016年11月30日(水)
david skull no records
DSGD-014
¥3000(tax out)
※アルバム未収録曲を網羅したthe god and death stars初のシングルコレクション!

amazonで購入

【収録曲】
1.焼失(new mix)
2.aaron(new mix)
3.真っ赤な雪(new mix)
4.穴々
5.夜空の手前(new mix)
6.sister ripper(new mix)
7.ミンチ
8.無実の無視(new mix)
9.複雑な倒立(new mix)
10.母乳(new vocal recording)
【bonus track】
11.ザゾンビ(demo ver.)

LIVE INFOライブ情報

it isn’t a last gigs
2016年12月28日(水)下北沢SHELTER
OPEN 18:30 / START 19:00
前売り 4000円 / 当日 4500円(共にD別)
※未成年入場無料!(当日会場にて身分証提示でチケット代金返金。発券に関する手数料等はお客様ご負担となります。予めご了承ください)
【出演】
the god and death stars
【チケット発売日】
11月19日(土)ON SALE!!
【チケット発売場所】
・ ローソン(L:73294)
・ e+
・ バンド手売り(ライブ会場での販売)
【入場順】
各前売りチケットの並列
【主催・企画】
david skull no records
【協力】
新宿LOFT
【会場 問い合わせ】
下北沢SHELTER 03-3466-7430
 
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