11月11日は、男根の日!
——11月11日(金)に『男根崇拝サミット2016』を開催しますが、男根に目覚めたのも「ナゾのパラダイス」なんですか。
みわ:いや、男根への明確な目覚めは大阪の谷町九丁目にあるんです。
——え、そんなところに。
みわ:はい。高津宮という神社の奥に男根が祀られてるんです(写真参照①)。大阪に男根ってほとんど残ってないので希少なんです。こういうのってガイドブックにも載ってなくて、地元の人も知らないから探すのが大変で…。私も50年くらい前の学術書を読んで巡ってるんです。
①高津宮の男根
——ホントに学者みたいなことをされているんですね。
みわ:ここから男根が好きになって、色々と巡るようになりましたね。
——こういう自然にできた男根の方が良いんですか。
みわ:人が作るのも好きですけど、最近は自然岩の方が好きですね。大きければ大きいほど良いんです。
——その男根好きが講じて、このイベントに繋がっていくんですね。出演者はどんな方々なんですか。
みわ:日本神話を研究している深沢かまきりちゃんは、めちゃくちゃ美人なんですけど、男根が大好きなんです。このイベントも彼女と「男根のイベントやりたいねぇ」って話をしてたのが開催のキッカケですし。かまきりちゃんは太古からの「性神信仰」の研究をされているので、今も独自に残る信仰の話が聞けると思います。
——アカデミックな話が聞けるわけですね。体現集団『天憑』さんはどんな方々なんですか。
みわ:ポピー中土井さんが主宰されている関西の表現集団です。毎年、大きな男根を担いで鴨川の上流を目指す『天憑豊年祭』というパフォーマンスをしてます(写真参照②)。
②鴨川を上る体現集団『天憑』。上流には女陰が待ち構えているという
——これはまたスゴいですね…。パニックになったりしなかったんですか。
みわ:やっぱり前衛的なので、ポリスメンに通報されちゃったみたいで。こんな風にご神体の身長を計られたみたいです…(写真参照③)。
③男根の長さを計測する警察官
——あらら(笑)。
みわ:でも男根をモチーフにした祭りって日本中にたくさんあるのに、何で通報されなアカンの? とは思いますね。今のこのご時世、新しいお祭りがでても何も不思議じゃないのに…。没収はされなかったみたいなんですけどね。
——じゃあイベントでこの男根も見られるんですか。
みわ:そうなんです! 彼らには男根を使ったパフォーマンスと鴨川の豊年祭の映像を流してもらう予定です。
——佐伯誠之助さんとも繋がりがあるんですか。
みわ:佐伯さんとは初共演なんですけど、やってる音楽が好きなので…。服にマ◯コが描かれてるんですけど、それもまぁ良いんちゃうかなと(笑)。
——(笑)。そしてスィート☆ペニス☆ハテナちゃんも物販に参加と…。
みわ:この子は男根やペニスを妖精のように思ってるんです。私が頭に着けているようなペニスの手芸を販売してくれます。
——アカデミックな話題からエンタメまで、まさしく『男根崇拝サミット2016』の名にふさわしいイベントになりそうですね。
みわ:はい。いろんな角度から男根を楽しめます。『奇食ナイト』も『男根崇拝サミット』も名前だけ見ると、一歩引いてしまう人がいるかもしれません。でも、踏み込んでみると深くて面白いんです。この2つのイベントに来たら「奇食だったらこんなに知ってる!」「男根だったらまかせて!」っていうレベルまで一気に跳躍が出来ます。面白くするので、ぜひ来て下さいね!