Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー音速ライン×坂詰克彦(怒髪天)(Rooftop2016年3月号)

音速ラインと怒髪天・坂詰克彦氏のほんわかした関係性

2016.03.01

 音速ラインが10年以上前から開催している自主企画「ビールナイト」。2016年1発目の「ビールナイト」は、音速ラインがリスペクトしてやまない怒髪天からDr坂詰克彦氏を迎えて開催することに。大先輩を目の前に音速ラインの2人はどのように向き合うか。
 両者の馴れ初めや当日の出演順からケータリングまで、幅広くお聞きしました。4月20日新宿ロフトにて開催する「ビールナイト」の予習編として、是非お楽しみください。
(interview:樋口寛子/新宿ロフト Photo:Mami Naito)

すごくキャッチーでありながらもディープな印象でした。2人のトークがまたトゲがあったりして面白いなって(笑)。(坂詰/怒髪天)

 
—お互いの馴れ初めを聞かせてください。
藤井(音速ラインVo&G):出会いは「風とロック」(箭内道彦が主宰するイベント)ですね。
大久保(音速ライン Bass):2012年に「風とロック」で全国を廻った時にお話しをさせて頂いたところから始まりました。
—初めての交流はどのような感じだったのでしょうか?
大久保:とにかく良い人という印象でした。ライブでもそのままの人柄が出る印象です。
藤井:深い話になったりしたね。
—坂詰さんは、音速ラインの第一印象はどんな感じだったでしょうか?
坂詰:尖ったロックンローラーじゃなく親しみやすい感じでしたね(笑)。
藤井:打ち上げで坂さん(坂詰さんのこと)に「藤井くん、絶対俳優やれるよ」って言われました(笑)。
坂詰:深夜のドラマあたりに出演していそうだなって(笑)。
藤井:真顔で言われたものだから、すごく覚えています(笑)。
—バンドとしての印象はどんな感じだったでしょうか?
坂詰:すごくキャッチーでありながらもディープな印象でした。
2人のトークがまたトゲがあったりして面白いなって(笑)。
—音速ラインから見た怒髪天の印象はどんな感じでしょうか?
大久保:まさにロックバンドという印象です。また、お酒の歌が多いのでとても惹かれるものがあります。
藤井:郡山でのライブを見に行かせてもらった時に、こんなにお酒の歌が多いものかと思いました(笑)。
—坂詰さんの魅力は、どんなところにありますか?
大久保:とにかく真面目なところですね。ドラムを叩いている姿から真面目な人だなと感じますね。
坂詰:演奏に余裕がないだけだけどね(笑)。
—来月、開催する音速ライン主催「ビールナイト」に坂詰さんはどのような形で出演されるのでしょうか?
藤井:ギターで歌ってもらいます。
坂詰:以前はエレキで演奏していたのですが、最近はアコギで演奏しています。もちろん、そんなに上手くはないですけど(笑)。
藤井:今回はどんな感じになりますか?
坂詰:ギターで弾き語るか、思い切ってカラオケで歌ってしまうか…(笑)。
—「ビールナイト」で、坂詰さんにしてもらいたいことはありますか?
藤井:とにかく吞んで欲しいですね。僕が楽屋でアシストしますから(笑)。
坂詰:ソロの時は吞む確率が高いですよ。
藤井:これは期待できるぞ(笑)。
坂詰:僕はビールが好きなので、「ビールナイト」というタイトルがいいですね。イベントタイトルは「ビールじゃナイト」でも良いですね(笑)。
藤井:今度「ビールじゃナイト」にしてみようか。10年以上続けてきたイベントだけどそのネーミングは思いつかなかったよね(笑)。
坂詰:あんまり安易に決めない方が良いですよ。
—「ビールナイト」は毎回イベントの雰囲気がとても良いですよね。
藤井:若い子にお酒っていいな、って思ってもらいたいよね。
大久保:雰囲気を見て楽しんでもらいたいですね。
 
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「ビールナイト」史上ツインドラムは初ですしね。(大久保/音速ライン)

 
—「ビールナイト」はアコースティックあり、バンド演奏ありと毎回、盛りだくさんな内容ですが、出演順はどうなる予定でしょうか?
藤井:「ビールナイト」の順番としては、先輩にトップバッターを飾って欲しいです。その分、気を楽にして欲しいです。
—今回は坂詰さんの出演前に、ウェルカムライブとして音速ラインによるアコースティックライブはありますか?
藤井:やりたいですね。また、僕らがトリで演奏している間に、坂詰さんには完全に酔っぱらっていて欲しいですね(笑)。今回、音速ラインのライブは、TRICERATOPSの吉田さんと椿屋四重奏の良太君によるツインドラムなので、良太君からドラムを奪って坂詰さんに叩いてもらうとかいかがでしょうか?(笑)
坂詰:個人的に吉田さんのドラムのファンなので嬉しいですね。
大久保:先月あった僕らのワンマンで、吉田さんにドラムを叩いてもらったんですよね。吉田さんも坂詰さんにお会いするのを楽しみにしていましたよ。
—今回、音速ラインのライブは全曲ツインドラムでしょうか?
大久保:僕らとしてはそれもありだなと話していましたが、先日の僕らのワンマンでドラマー2人が既に打ち合わせをしていました(笑)。 
藤井:僕が途中でビールを吞みに戻るので、その間ドラムセッションをしてもらって(笑)。その時に坂さんが乱入してもらえたら(笑)。
—2016年1発目にあたる「ビールナイト」は例年とまた違った感じで開催が出来そうですね。
大久保:「ビールナイト」史上ツインドラムは初ですしね。
藤井:またそれを「ビールナイト」でやるというのが面白いよね。
—音速ラインのライブは温かいお客さんが多いので、きっと坂詰さんのことを大歓迎で迎えてくれるでしょうね。
藤井:本当、温かい人が多いですよ。
坂詰:ビール缶を投げつけられたらどうしようかと思っていたので、安心しました(笑)。
 
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LIVE INFOライブ情報

2016/4/20 ()

SHINJUKU LOFT40TH ANNIVERSARY

新宿ロフト×音速ライン presents  ビールナイトNEXT cheered by風とロック

【時間】開場18:00 開演19:00

【料金】前売¥3,500 当日¥4,000

【出演】音速ライン/坂詰克彦(怒髪天)/吉田佳史(TRICERATOPS)

【会場】新宿ロフト

【ビールナイト公式サイト】http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/beernight/

 

クラウドファンディング

音速ライン、3年ぶりのフルアルバム制作プロジェクト「音速で心を撃ち抜く」プロジェクト

https://www.muevo.jp/campaigns/542

 
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