“Respect. insideout”を掲げて開催する意味
——昨年、デビュー15周年を迎え、16周年の今年は新たなことに臨んでいく年ということで、そのひとつとして今回のライブハウスでの対バン・イベントがありますが、共演者との関係性を教えて下さい。
卓偉:正直、僕は友達が少ないんで、凄く濃い付き合いをさせてもらっているバンドさんたちかって言ったら、全然そんなことはないんです。と言うのは、今言った16周年で新しいことに挑戦していくってことで言うと、なんだかんだスケジュールのせいにして対バンとかをあんまりやってこなかったなっていうのと、イベンターが入ったりとか、お互いのマネージメントが話をして実現するっていうのが、ちょっと無機質だなって。やっぱり自分たちで声を掛け合って集まり合うのが一番いいやり方だと思うんですよね。そうなった時に、じゃあその声が掛かるまで待つのかって言うと、やっぱり受け身じゃダメだという気持ちがあったんで、自分から声を掛けさせてもらって、“Respect. insideout”ってタイトルも掲げて、“尊敬に値する”っていう意味でイベントライブができないかなっていうところだったんです。正直、このライブをやって、共演者の方とより深まるっていう感じですね。ただ、同じ時代に活動されてるわけですから、歳は関係なく、同じ世代ってカテゴライズしてもいいと思うんですよね。そういう人たちと鳴らして、何ができるかっていうことを目標にしてる感じですかね。
——みなさんには会ったことはあるんですよね?
卓偉:もちろん! メンバーさんの中には、初めましての人もいますけど。
——この3公演ですが、それぞれ面白いカラーですよね。
卓偉:そうですね。この3アーティストに限らず、もっといろんな人たちと、今後引き続きこのイベントを掲げてやれたらなって思ってるんですけどね。
——今年は攻めていく感じですね。
卓偉:そうですね。いつでも攻めではありたいと思うんですけど。そういうことで新しい風とか、新しい血を注ぎ込むっていうのは、やっぱり必要ですから。そういう意味でいい刺激をもらえたらなって思いますね。