東京は初台発のエモーショナルハードコアバンド"noy"が11月20日に1stアルバム『DERIVE』をリリースする。同作はENDZWECK、bachoらを輩出したレーベルcosmic noteからリリースされる。
そしてリリースに先駆け、オフィシャルのインタビューが公開された。同インタビューは5つのサイトで公開しており、それぞれそのサイトでしか読むことができない内容となっているので、今回のインタビューで気になった方はnoyのオフィシャルHPをチェックしてほしい。(interview:Koichi "WATACO" Watanabe【CONTRAST/Cleave/TOMATO STEAL】)
※Rooftopはインタビューの第1章(冒頭)を掲載しています。
バンドの結成秘話
── noyの結成に至るまでには、何があったんですか?
Daisuke:ある日、locofrankを観に行った新宿LOFTにENDZWECKとかUPPERが出ていたんです。そこでENDZWECKを観て、衝撃を受けて。そこからHARDCOREに対する熱情が高まっていって。で、当時流行っていたmixiを通じて知り合ったシゲさんっていう友人から紹介されたのが、Shingoでした。それをきっかけに仲良くなって「バンドやろうよ」っていう話になったんです。同時にShingoの大学でFC FIVEのコピーバンドをやっている奴をひっぱってきて。それがギターのShohei。その3人がオリジナルで、noyが出来ました。
Shingo:ShoheiとFC FiVEのコピーやってみて、「こいつとならオリジナルバンドが出来る!」と思って誘いました。その時、「バンドやりたくて東京の大学に来た」って言われたのを今でも覚えています。
── あとの2人が入ったのは?
Daisuke:まず、Seijiについては、前のドラムがものすごく謎な奴だったんです。本名すら教えてくれなくて、漢数字の「一」に成功の「成」で「一成」って書くんですけど、「カズナリ」なのか「イッセイ」なのかもわからないような、すごく変な奴で(笑)。
── そんな人と、どうやって知り合ったんですか(笑)。
Shingo:それはmixiですね。俺のマイミクだったんですよ。
宇宙:何でマイミクだったの(笑)?
Daisuke:「僕は沖縄から来てて、音楽が好きなんだけど音楽の話が出来る友達がいないので助けて下さい」みたいな感じだったかな。
Shingo:向こうは全然心開かないのにね(笑)。
Daisuke:まあとにかく、そういう奴がいたんですが、初めてのライブをやった後に音信不通になっちゃって。「オーセンティック・スカがやりたかった」って言ってどこかに行っちゃった。
Seiji:シビれるエピソードだよね、何回聞いてもシビれちゃう(笑)。
Daisuke:それでドラムに困ってmixiで「ドラムを探してる」って言ったら、友達が紹介してくれたのがSeijiですね。
Seiji:全部mixi。
Daisuke:なんか今っぽいよね。
── 確かに今っぽい…。そこからは?
Daisuke:Tomo君の前にもギターがいたんですけど、そいつもmixiで友達になった奴で。彼は美容師の専門学校に行ってて、就職すると同時に辞めちゃったんです。
宇宙:mixiっていうところに時代を感じるね。今はもう使ってる人あんまり聞かないもんね。
Daisuke:そうですね。それから1年くらいは4人でやってたんですが、Tomo君と俺が夜間の大学で一緒だったんです。ある時、喫煙所にlocofrankのパーカーを来てる奴がいたんですけど、それがTomo君で。柏のDrunkers StudiumでUPPERのライブを観に行ったら、後ろから突然「君、同じ大学の夜間にいるよね」みたいに話しかけられて————
noy interview「遺伝子の先 〜憧れた5人が紡ぐ炎」より
メンバー
Daisuke(Vo)
Shohei(Gt)
Tomoaki(Gt)
Shingo(Ba)
Seiji(Dr)
このインタビューの続きはmfoundのサイトへ!
http://mfound.jp/
noy/DERIVE trailer
http://www.youtube.com/watch?v=5cKDU6MQiDg