マキシシングルや全国各地のライブを瞬時にソールドアウトにするといった実績を作り上げ、その勢いはとどまる事を知らない。
1stフルアルバム『ONE SHOT WONDER』を発売させたばかりのKEYTALKからBass&Vo首藤さん、Dr八木さんにインタビューを敢行しました!! すっかり彼らに夢中です。(Interview:樋口寛子/新宿ロフト)
目まぐるしくバンドの状況が変化した1年でしたね。
── 新譜『ONE SHOT WONDER』を本当によく聴いています。無事に発売され、色んな人の手元に届いている今、皆さんの心境を聞かせてください。
首藤(Bass&Vo):ホッとしています。レコーディングが始まってから終わるまでとても長かったので、やっとかなという感じです。実は『ONE SHOT WONDER』は昨年の6月から録り始めていたんです。
── 結構前から録音していたんですね。
首藤:9 ヶ月位かかりました。
── 相当な数のライブを全国でやられているので、いつ録音しているのかな?という感じなんですが…。
首藤:プロデューサーのTGMXさんも忙しい方なので、僕らのスケジュールと調整しながらでした。レコーディングを2日間やってその後ライブが続き、またレコーディングして…みたいな感じでしたね。
八木 (Dr):昨年、東名阪と福岡とワンマンツアーで廻ってきたのですが、『ONE SHOT WONDER』の制作とほぼ並行してやっていましたね。
── ライブと制作と、頭の切り替えが大変そうですね。
八木:やらなければいけない事は沢山ありましたね。
── 最終的にはアルバムを完成させたのはいつだったんですか?
首藤:昨年の9月末位でしたね。
── 結構前に完成されたんですね。昨年からの皆さんの活躍ぶりを見ると確実にステップアップされている感じがするのですが、今思えばどんな1年でしたか?
八木:目まぐるしくバンドの状況が変化した1年でした。
── さらにその前の年(2011年)と比べるとどうですか?
八木:もう全然変わりました。リリースする度に見てくれるお客さんが増えましたし、昨年はそれが顕著でしたね。
── 枚数限定で販売されたマキシシングル『KTEP2』『KTEP3』も瞬時にソールドアウトですしね。
八木:コガさん(レーベル社長)の戦略勝ちですね(笑)
首藤:それはもう社長の限定商法のおかげですね(笑)
── 見事にハマリましたね! また昨年は夏の大型フェス“RISING SUN ROCK FESTIVAL”にも初出演を果たし、大きなステージに出演する機会もありましたがこちらはどうでしたか?
首藤:もう夢のような2日間でした。
八木:廻りを見渡すと一方的に知っているミュージシャンだらけで(笑)バンド名の由来になった上原ひろみさんも出演していたりとか、凄かったです。
── その後はメディアのイベントにも多数出演するようになったり、ワンマンライブが各地でソールアウトという実績を作ったりと調子が良い1年だったのだろうなと思いました。
八木:調子が良かったですね。
── 今年はまだ始まったばっかりですが、どんな1年にしたいですか?
八木:今のところは昨年に引き続き、段々と良くなってきているので、このまま良くしていきたいですね。