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【ライブレポート】凛として時雨、ニューアルバム「#5」リリースツアー"Five For You"、Zepp Tokyoにて圧巻のファイナル! 2018.05.02

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2月14日にオリジナルアルバム「#5」をリリースした”凛として時雨”。そのアルバムを引っさげた凛として時雨 Tour 2018 “Five For You”が4月30日Zepp Tokyoにて幕を閉じた。そのツアーファイナルとなる東京公演のオフィシャルライブレポートが早くも到着。
 
2018.4.30
凛として時雨 Tour 2018 “Five For You”@Zepp Tokyo
 
3月からスタートした凛として時雨のワンマンツアー『凛として時雨 Tour 2018 “Five For You”』の最終公演が4月30日にZepp Tokyoで開催された。5年ぶりのオリジナルアルバム『#5』のリリースに伴う今回のツアーは、進化を続ける現在進行形の3人の姿を見せつけると同時に、結成から15年を経たバンドの歴史の重みも感じさせる、意義深いものとなった。
 
オープニングを飾ったのは、アルバムでも一曲目に収録されている“Ultra Overcorrection”。イントロから爆発的なアンサンブルで魅了するも、いつもより少しBPMを落とした重心の低いグルーヴが今の時雨らしさを印象づける。TKに機材トラブルがあり、曲間が一瞬空いたものの、すぐにピエール中野がドラムソロでカバーし、アッパーな“High Energy Vacuum”へと繋げたのも流石だった。
 
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「凛として時雨です」というTKの短い挨拶を挟んで、サビでの掛け合いがツインボーカルの真骨頂を感じさせる“Who What Who What”。イントロが始まると会場中にクラップが広がった“I was music”でさらに興奮度のギアが上がると、“DISCO FLIGHT”ではイントロのギターフレーズに合わせて、345がピョンピョンと飛び跳ね、そのままトランシーな空間へと突入。フロアは熱狂に包まれた。
 
345の歌い出しから始まる“Tornado Minority”、時雨としては珍しい6拍子のリズムパターンが新鮮な“Chocolate Passion”と再び新作からの曲が続き、“a symmetry”ではステージ後方のスクリーンに文字通りシンメトリーな映像が映し出される。TKの弾き語りから始まる重厚な“ten to ten”は345のコーラスが楽曲のドラマ性を高め、ラストの怒濤の展開では照明の演出も加わって、中盤のクライマックスを見事に作り出していた。
 
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ステージに一人残ったピエール中野が「言いたいことはひとつだけ。お酒の飲み過ぎには気をつけてください!」と呼びかけると、YOSHIKIが出演していたテレビ番組を酔っぱらいながら見ていたら号泣し、思わずYOSHIKIにメールをしたというエピソードを語り、「ツアーファイナルなので」と言って、オーディエンスとともにXジャンプ!さらには、「凛として時雨のライブとの美しいコントラストを楽しんでいただければ」と、なんとBGMに“どんぐりころころ”を流しながらのドラムソロを披露。最初はシュールな雰囲気だったものの、徐々に本格的なドラムソロに移行し、手数も足数も多い圧巻のプレイに対して、場内は大歓声に包まれた。
 
再びTKと345がステージに姿を現すと、TVドラマ『下北沢ダイハード』のオープニングテーマとしてもお馴染みの“DIE meets HARD”へ。こちらもBPMは抑えめながら、しっかりダンサブルで、345の〈SEE MORE SEE MORE GUITARS〉というコーラスが実にキャッチー。続く“Who’s WhoFO”では天井に吊るされた巨大なミラーボールが光り輝き、スケールの大きなメロディーが場内を包み込む。プログレッシヴな展開の“EneMe”も含め、新作の曲調は実に多彩で、一曲一曲を突き詰めたことが伝わってくる。
 
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終盤には過去の代表曲を並べ、“abnormalize”で345がこの日最もエモーショナルなボーカルを披露し、“Telecastic fake show”では演奏の熱はもちろんのこと、サビで一気に持って行く展開から、改めて時雨のメロディーの力を思い知らされる。ファーストアルバム『#4』からこの日唯一披露された“TK in the 夕景”は、〈僕達の未来を見させて 見させてくれ〉という歌詞が、15年という月日の重みを感じさせ、感動的に響き渡った。
 
345が「こんなにたくさんの方が来てくださって嬉しいです」とオーディエンスに感謝を伝え、「追加公演もあるので、また会場で会いましょう」と告げると、ラストはアルバムでも一番最後に収録されているタイトルトラック“#5”。じっくりと、演奏と歌を噛み締めるように進む序盤から、中盤で突如カオティックなパートへと移行し、後半で〈鮮やかな夕景達よ〉という歌詞とともに上り詰めて行く展開はカタルシス十分だ。アウトロではTKが絶叫と共にギターを投げ捨て、壮絶なインパクトを残してライブが終了。耳をつんざくハウリングが鳴り止むと、会場中から感嘆の拍手が贈られていた。
 
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text by 金子厚武 / Photo by 河本悠貴
 
凛として時雨は、今週5/4にはVIVA LA ROCK FESに出演予定。さらに6月にはこのツアーの追加公演として、6月に凛として時雨 Tour 2018 “Five For You” ~Vacuum The Hall Edition~と称し、東京・国際フォーラムA、大阪フェスティバルホールでのワンマンライブを予定している。
 
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Set List
1. Ultra Overcorrection
2. High Energy Vacuum
3. Who What Who What
4. I was music
5. DISCO FLIGHT
6. Tornado Minority
7. Chocolate Passion
8. a symmetry
9. ten to ten
10. DIE meets HARD
11. Who’s WhoFO
12. EneMe
13. abnormalize
14. Telecastic fake show
15. TK in the 夕景
16. #5
 
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