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【ライブレポート】真心ブラザーズ恒例、大盛り上がりの中野サンプラザワンマンで「今年はすごい活動します!」 2018.04.02

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4月1日(日)、真心ブラザーズのワンマンライブ『今年も恒例!サンプラザ!!ホントです』が、中野サンプラザにて行われた。MB'Sでこの時期に中野サンプラザでワンマンを行うのは、2005年の真心ブラザーズ再始動以降、毎年恒例になっており、今年で13回目。
 
ベース上野一郎、ドラム須貝直人、キーボード奥野真哉、コーラスとパーカッションのうつみようこ、西岡ヒデロー・上石統・首藤晃志・宇田川寅蔵のMOUNTAIN HORNS、そしてYO-KINGと桜井秀俊の10人編成で。二度のアンコールを含め全22曲・2時間25分のステージで、集まったファンを魅了した。
 
客電が落ちてSEが流れ、メンバーが登場すると、ステージ後方に巨大な「MB」の電飾看板が下りて来る──という恒例の光景の中、ファンキーなインストゥルメンタルの演奏が始まる。YO-KINGはハープを吹いている。
 
桜井のカウントから、1990年11月リリースのセカンド・アルバム『勝訴』のオープニング・チューン、「Let’s 感動」でライブがスタート。次は2008年のアルバム『俺たちは真心だ!』から「Sometimes時々」、そして桜井が歌うサード・アルバム『あさっての方向』(1991年)の「Gotta Poison」──と、ライブで披露するのが久々のレア曲の連打に、オーディエンスは意表をつかれ、驚喜。なお、「Gotta Poison」の間奏では全員順番にソロ・パートが披露されたが、その途中で桜井、順番を間違えてベース上野一郎のソロを飛ばして「ようこちゃんよろしく!」と振り、うつみようこが黙ってベース上野一郎を指し、客席爆笑、という一幕もあった。
 
桜井、「失礼ぶっこきました、ようこそ、真心ブラザーズです」とあいさつ。「今のが今日のライブ最高の盛り上がりですので。あとはもう各自リラックスしてゆっくりね」というYO-KINGの言葉にまた笑いが巻き起こる。
 
去年のこのライブは、ドラムのビバさんこと須貝直人がアクシデント(左足骨折)で出られなかった、でもこんなに元気になりました──という紹介も。このライブをもう10年以上続けていることに触れ、「正直、僕らとしてはこのライブ、しんどいんですよ。ツアーじゃないから一回こっきりだし。でも、やると楽しいんだよね」とYO-KING。
 
「毎年来てくれてる方のために、今年はディープな真心ブラザーズをお届けします」という桜井の言葉どおり、ここからも、「愛のオーラ」「高い空」といった定番曲の間に「キミでなけりゃイミがない」「まばたきの間に」と、普段ライブで聴けないレア曲が並ぶセットリスト。
 
真心一回目の覚醒期のスタートを告げた重要曲「素晴らしきこの世界」では、YO-KINGのギターとハープで始まった瞬間にこの曲だと悟った客席から、大きな歓声と拍手が上がった。
 
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 中盤、YO-KINGと桜井ふたりになり、アコースティック・コーナーに。当時の思い出話をまじえながら、1989年リリースのセカンド・シングル「うまくはいえないけど」、桜井が歌うセカンド『勝訴』の「僕は喜劇王」、「『どかーん』より短い曲です」とセカンド収録の「さんぽ」。いったん着席したオーディエンス、じっと耳を傾ける。
 
須貝直人、奥野真哉と上野一郎が戻ってバンド編成に。YO-KING「次も久しぶりですよ」桜井「いや、下手したら人前でやるの初めてかもしれない」YO-KING「マジ? マジ卍?」桜井「それ『マジ卍』の使い方間違ってます」という軽口から、ファースト収録の「君と金さえあれば」にまた大きな歓声が上がる。次は2017年の最新アルバム『FLOW ON THE CLOUD』から「レコードのブツブツ」「アイアンホース」と2曲続けてプレイ。「アイアンホース」のあとに桜井、「今日なんかたくさん歌わせてもらってうれしいです」。
 
ここからライブは後半のピーク・タイムへ。「オレは満足してる 不満はダサい」というリリックが衝撃的だった1999年のシングル「サティスファクション」で一気にホール内の空気が華やかになり、続く「愛」ではMOUTNTAIN HORNSの4人がステージのフロントに出て来て吹きまくり、サビでは客席いっぱいに腕が左右に振られるという、おなじみの光景がくり広げられる。
 
真心最大のヒット曲「ENDLESS SUMMER NUDE」が、鮮やかにぶっ放される。サビでは再び客席いっぱいに腕が揺れる。桜井が「プリーズ・リピート・アフター・ミー! わいわい歌って! わいわい踊って!」がオーディエンスにコール&レスポンスを求めて始まった「Song of You」で、本編が締めくくられた。
 
「楽しかったわ! 楽しかったわあ!(YO-KING)
 
「MB’Sは毎年何か起こりますね。まるで毎年一回の『北の国から』を楽しみにするような感じ」(桜井)
 
そして「今年はすごい活動します!」と、桜井が9月ニュー・アルバムのリリース等の今後の予定を桜井がアナウンスしてから、ファースト・アルバムから「さるまわし」、さらに2007年の『DAZZLING SOUND』の「Very Very Very」と、ここでもレアな曲を立て続けにプレイ、客席を湧かせる。
 
ダブル・アンコールでは桜井、最初のMCの時点からYO-KINGにいじられていたチョッキを脱いで登場。曰く「(チョッキの下に)ネクタイしてたんだってことを見せたくて」。
 
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そして最後に10人で披露されたのは、毎年のこのライブの最後の曲として、みんな心待ちにしている「RELAX~OPEN~ENJOY」だった。後半で桜井、「来年もやりたいと思ってます! お待ちしてます!」とひとことはさむ。奥野真哉が長尺ソロを聴かせてから、全員の「ジャン!」で曲が締めくくられたが、その「ジャン!」でビバさんのドラムスティックがへし折れて飛んだ。桜井、「折れたのが足じゃなくてよかったです」。
 
2018年、今後の真心ブラザーズは、まず7月8日に横浜ランドマークタワーのオープン25周年イベント『Such a Night』を企画、ランドマークホールにて、真心と高田漣とグッドラックヘイワが出演。さらに恒例イベント『マゴーソニック』を6月1日日本橋三井ホールでハナレグミと、6月8日に日本青年館ホールでフラワーカンパニーズと行う。
 
さらに、9月にはニュー・アルバムをリリース、それに伴ってLow down Roulettes(ベース岡部晴彦&ドラム伊藤大地)とのバンド編成のツアーと、ふたりでの弾き語りツアー『続・サシ食いねぇ!(仮)』を並行して行う。また、4月20日に、真心ブラザーズの会員制サイトがプレオープンすることも、アンコールのMCで発表された。
 
Text:Shinji Hyogo Photos:Eri Shibata
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