Rooftop ルーフトップ

REPORT

トップレポート【ライブレポート】笹川美和、東京公演にてデビュー15周年の幕を開けるアルバム発売を発表。大橋トリオや安藤裕子らが楽曲提供。

【ライブレポート】笹川美和、東京公演にてデビュー15周年の幕を開けるアルバム発売を発表。大橋トリオや安藤裕子らが楽曲提供。

2017.11.27

13121_笹川美和①.jpg
 
来年デビュー15周年を迎える笹川美和が本日11月26日、自由学園 明日館 講堂にて「笹川美和 concert 2017 ~凩には襟巻と歌を~」公演を開催した。ステージは「金木犀」をオープニングに、アンコールラストの「今日」まで全14曲を披露。笹川美和の歌声が、満員の会場を魅了した。
 
またライブ中盤には、笹川本人より、ニューアルバム「新しい世界」を来年1月31日に発売すると発表された。
 
「皆さんにお知らせがございます。ニューアルバムを来年1月31日に発売することが決定しました。有難うございます。このアルバムタイトルは、「新しい世界」です。いろいろ意味を込めております。来年は15周年、また初めて楽曲提供して頂いたことなど新たな挑戦となってます。待っていた皆さんのお陰でつくることができました。喜んで頂けたら嬉しいです。」
とコメント。客席からは歓声と拍手が響きわたった。
 
齊藤工の長編初監督作品『blank13』(主演:高橋一生)主題歌の「家族の風景」、ニューアルバム収録予定曲の中から、新曲「きぬぎぬ」「紫陽花」も披露するなど笹川美和の新しい世界を堪能できるものとなった。
 
13121_笹川美和②.jpg
 
ニューアルバムは、彼女がデビュー14年目にして初めて自身で作った曲以外を歌った作品に。初期笹川作品のような、ポーティスヘッドを彷彿とさせるダークなアレンジが施された、安藤裕子による書き下ろし曲“melancholic”をはじめ、冨田恵一作曲、安藤裕子作詞による美しいバラード“琥珀色の涙”や、アルバムのリード曲でもある大橋トリオによる軽やかで切ないポップス“紫陽花”、孤高のシンガーソングライター浜田真理子作詞/作曲の荘厳なバラード“きぬぎぬ”、手島葵の”明日への手紙”の作者としても知られる池田綾子が作詞/作曲を手掛け、村上ゆきがピアノを演奏した”旅人”。さらに笹川本人の新曲“サンクチュアリ”も収録される。
 
13121_笹川美和④.jpg
 
ニューアルバムに携わったアーティストからは下記コメントが寄せられた。
 
僕が歌うのでも無く他の誰が歌うのでも無く、
笹川さんが歌う為に生まれてきた曲だったのだと、
素晴らしい主人に巡り逢えて曲が喜んでいるのが良く分かります。
(大橋トリオ)
 
仕上がった曲はなんとも。笹川美和でした。
その後、冨田さんの曲の作詞をさせて貰うわけだけれど、
彼女の声の低音の震えが優しくて、デモを聴いて号泣。
「琥珀色の涙」大人になって初めて味わえる一曲です。お楽しみに。
(安藤裕子)
 
いつどこで聴いても良い曲を目指しました。
時代も国も季節も時間も関係なく、聴くたびに良い曲と感じてもらえるように。
なかなかの目標でしたが、安藤裕子さんに作詞をして頂き、
そしてもちろん、笹川さんに歌って頂いたから目標を超えた地点に到達。
ぜひ聴いてください。
(冨田恵一)
 
美和さんの声を始めて耳にしたのは14年前の福岡でした。
ラジオから聴こえてくる、今までに聴いたことのない独特な歌声と世界観に、
強く心揺さぶられたことを覚えています。
2011年に出会ってからは、公私共に「笹川美和」という人を、
本当に近くから感じてこられたような気がしています。
(池田綾子)
 
アルバムの中の「旅人」のピアノを弾かせていただきましたが、
レコーディングの際中から笹川さんの歌ににぐっと引き込まれていきました。
歌にまつわるエピソードなども伺っていたら、さらに共感!
そのタイトルの通り「新しい世界」がそこにあると思います。
等身大の潔い表現が大好きです。
(村上ゆき)
 
その圧倒的な個性と歌唱が常に高く評価されている彼女の、アルバムタイトル通りの「新しい世界」が堪能でき、デビュー15周年を迎える2018年の幕開けに相応しい作品となっているに違いない。
 
笹川美和は、12月17日に3年振りに待望の関西公演「笹川美和 concert 2017 ~古都で迎える歌い納め~」があり、本公演同様チケットが完売となっている他、2018年2月3日(土)公開の映画『blank13』(監督:齊藤工 / 主演:高橋一生)の主題歌として「家族の風景」が起用が決定している。
 
そして、2018年5月13日(日)には日本橋三井ホール公演が決定した。デビュー15周年を迎える2018年に向け動きだした笹川美和から目が離せない。
 

商品情報

「新しい世界」

発売日:1月31日(水)
価格:¥3,000(税抜)
品番:CTCR-14931

収録内容:
・紫陽花 作詞 micca 作曲 大橋トリオ 編曲 山本隆二
・melancholic 作詞/作曲 安藤裕子 編曲 横山裕章
・琥珀色の涙 作詞 安藤裕子 作曲/編曲 冨田恵一 
・きぬぎぬ 作詞/作曲 浜田真理子 編曲 山本隆二
・サンクチュアリ 作詞/作曲 笹川美和 編曲 横山裕章
・旅人 作詞/作曲 池田綾子 編曲 村上ゆき
他、全9曲収録予定

Live Info.

2018 笹川美和 concert『タイトル未定』
会場:日本橋三井ホール
日程:2018年5月13日(日)
※詳細は後日HPにて
 
『笹川美和 concert 2017 ~古都で迎える歌い納め~』
※SOLD OUT
会場:京都府庁旧本館正庁 (重要文化財)
日程:2017年12月17日(日)
出演時間:16:30 開場 / 17:00 開演
 

関連リンク

このアーティストの関連記事

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻