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【ライブレポート】新作アルバム、最高傑作「Q」のリリースを発表!今まさにデビュー以来、二度目の絶頂期を迎えようとしている女王蜂が赤坂BLITZを揺らした夜 2017.02.13

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女王蜂単独公演『仮面の宴』@赤坂BLITZ
 
昨年年末に約1年ぶりの全国ワンマンツアー「A」の開催決定とその謎めいたツアータイトルから新しい情報を仄めかす発言がアヴちゃんより語られ、いやがおうにも期待が高まる中、遂に迎えた5年ぶりの『仮面の宴』。会場はドレスコードの仮面を着用し、女王蜂に負けず劣らずの個性的ファッションに身を包むファンで埋め尽くされ、静かな緊張感と熱気が支配する。
 
開演時間を少し過ぎた頃、照明は暗転し暗闇の中、湧き上がる歓声と共に仮面を被ったメンバーがステージに登場。ルリちゃん、やしちゃん、ひばりくんそしてサポートメンバーみーちゃんがそれぞれに鮮やかなカラースーツとシャツで統一された衣装でステージ中央で大きく会釈して持ち場に着く。そしてカラフルでヴィヴィッドな細身のスーツを身に纏ったアヴちゃんが姿を現すと一際大きい声援が巻き起こる。アヴちゃんの仮面の額には燦然と輝くライトの光。
 
1曲目は今夜のオープニングに相応しい幻想的なミディアム・ナンバー「夜曲」で幕を開けた。ルリちゃんのドラム・フィルを合図に演奏がスタート。「『仮面の宴』!踊れるかい?」アヴちゃのMCと共に繰り出す「ヴィーナス」「ギラギラ」に会場は早くも興奮の坩堝と化す。「ギラギラ」が終わるとおもむろにマスクを外すアヴちゃん。“アヴちゃん、かわいいいー!“の歓声に「君らは外したらあかんでー!」と優しくユーモアでたしなめるアヴちゃん!
 
続く「スリラ」「一騎討ち」という必殺のダンスチューン連発に、赤坂BLITZは仮面を付けたオーディエンスたちが大きく波打つ一夜限りの異次元ディスコ空間と化す!軽快なピアノの旋律とギターのワウの響きに誘われ廻るミラーボール!現時点での最新作、獄門島一家とのスプリット・シングル収録の「金星」をドロップ!エンデイングからやしちゃんのベース・ソロで繋ぎ「ワンダーキス」へと雪崩込む。「次の曲、一緒に歌ってくれますか?」会場に響き渡る「もう一度欲しがって」のオーデイエンスとのコール&レスポンス!男性女性の二面性を一人二役で演じる仮想デュエット・ソング「売春」を披露。
 
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そして早くもライヴ中盤、アヴちゃんが後ろを向くと、振り向きざまに「D!I!S!C!O!」のシャウト!映画「モテキ」のテーマ・ソングだったキラー・チューン「デスコ」!舞い踊るアヴちゃんが上着を脱ぎスーツの下をも脱ぎ去ると悲鳴のような歓声が飛び交い、色とりどのジュリ扇が狂ったように頭の上で舞い踊る!早くもオーデイエンスの沸点はこの日最高潮を記録!「ダイ・フォー・ディスコ・リーミックス!」のシャウトと共に四つ打ちダンスパートへクロスフェード、狂乱のダンスはさらにヒートアップ!そのままひばりくんの歪んだギターのリフと共に猥雑な雰囲気を醸し出すロック・チューン「く・ち・づ・け」へ。
 
「どうもこんばんは。今日は来てくれてありがとう!仮面を全員に付けて欲しくて。帰りもその仮面外さず(街に)混沌を振りまいてください!」アヴちゃんから仮面を着用してくれたオーデイエンスへの謝辞が贈られる。「新曲やってもいいですか?この曲、みんなに歌って欲しいフレーズがあります。BOY MEET GIRL!BOY MEET BOY!GIRL MEET GIRL!みんな言える?こんなのあたしらしか歌えんやろ!」
 
コーラスからやしちゃんのファンキーなベース・ラインがうねるポストロック・サウンドへ!中毒性を有するまさにブランニューな女王蜂のダンス・チューン「DANCE DANCE DANCE」にフロアーから喜びの歓声が湧き上がる!
 
再びアヴちゃんが仮面を装着し「鏡」、「空中戦」を披露しライヴはいよいよ後半戦へ。照明が暗転し会場の空気は一変する。ここで女王蜂の真骨頂とでも言うべきダークチューン・パートへ突入。
 
静寂が支配し、固唾を呑んでファンが見守る中、さらにまだタイトルを知らされていない新曲を披露。ギターのアルペジオとピアノの哀愁を帯びたメロディに乗せてエモーショナルに歌いあげる。まるで何かが憑依したかのようなアヴちゃんの咆哮に、感極まって涙を流すお客さんの嗚咽が呼応する。
 
「簡単な曲なんで一緒に歌ってください。」女王蜂のライヴではもうお馴染、もはや代表曲と言っても過言ではないオルタナティヴでエキセンットリックでヘヴィーな破壊力を有したナンバー「告げ口」を演奏!アヴちゃんの鬼気迫るパフォーマンスにトランス状態に陥るオーディエンス!「最後の曲です。今日はありがとう!」いよいよ本編最後は、以前NHK「あさイチ」で生演奏し、世代超えて大きな感動を呼んだ、聴く者の心を鷲掴みにする最強のバラード「鉄壁」を優しくも情感豊かに歌い上げ、ステージを後にした。
 
アンコール、歓声と共に物販のTシャツとミニ・スカート着替えたメンバーが再登場。「アンコール呼んだってことはまだ踊れるってことやんな?行くで!」アヴちゃんのアジテーションで80’sフレイヴァー溢れるシンセのオーケストラヒットのフレーズが流れた瞬間、会場を埋め尽くす仮面姿のオーデイエンスはバブル時代のディスコへとタイム・スリップ!熱狂に支配され、揺れる数多のジュリ扇から色とりどりの羽が空中に舞い上がる。「ソールド・アウトと言うことで、今日は来て下さって本当にありがとうございます!ここで女王蜂からお知らせがあります。4月5日に新作を出します」「アルバムのタイトルは「Q」。最高傑作が出来ました。今日ここに来てくれている人たちにも、この会場の外にいる人たちにも聴いてほしい。こんなこと言うのもカッコ悪いかもしれませんが、CDを、買ってください。そして全国ツアーにいらしてください。答えを用意していますので。」
 
突然のサプライズ発表に悲鳴にも似た大きな歓声が湧き上がり、この日一番の拍手が湧き上がる。
 
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そして最後はそんなアルバムからの新曲をさらにもう一曲、初披露!最高傑作アルバムを作り上げたと言う自負、手ごたえを感じさせる素晴らしい笑顔に満ち溢れた女王蜂の演奏が再び始まる。この新曲はまさに女王蜂の新境地とでも言うべきポップ・チューン!ファンキーなギターのカッテイングと流麗なシンセの調べ、グルーヴするベースラインとブレイクビーツなドラムが誘うアーバン・メロウ!極上のキラキラ・ダンス・トラックとアヴちゃんの抒情的歌詞世界の絶妙な融合に、会場は心地よいヴァイブスで染め上げられていく!これまで聞いたこともない全く新しい女王蜂のサウンドに酔いしれる客席はもはや夢見心地!「全国ツアーでお会いしましょう」アヴちゃんの一言でメンバーはステージを後にする。
 
客電が灯り、BGMが流れ始めているというのに鳴り止まない拍手。女王蜂、待望の5年ぶりの『仮面の宴』はここに幕を閉じたのである。仮面を外し非日常から日常へと帰路に着く満場のオーディエンスはしかと確信したに違いない、4月にリリースされる女王蜂のニュー・アルバムが最高傑作であると言う事を!毎回、物凄いカリスマと共に、まるで桃源郷のような異空間としての磁場を表出させる強力なライヴ・パフォーマンスを繰り広げる女王蜂は、映画「モテキ」と共に世の中に彗星の如く現れたデビュー期を経て、今まさにセカンド・ヴァージンとでも言うべき、二度目の絶頂期を迎えようとしているのだ!
 
今後の女王蜂の動向を占う最高傑作「Q」を、そして今後の女王蜂のブレイクスルーを確信させる成長著しい神がかったパフォーマンスの連続になるであろう全国ワンマンツアー「A」をくれぐれも見逃さないで欲しい!日本の音楽シーンが変わるその瞬間を是非目撃して欲しい。何故なら歴史の証人になるのはあなた自身なのだから。(取材・文 ヤブビアン)
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