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【ライブレポート】真心ブラザーズ、12/6赤坂BLITZ『GREAT ADVENTURE 20th』ライブ、大盛況の内に終了! 2016.12.07

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12月6日(火)、赤坂BLITZにて、真心ブラザーズのツアー『GREAT ADVENTURE 20th』の東京公演が行われた。昨年2015年に行われた『KING OF ROCK』再現ツアーと同じく、その次のアルバムである『GREAT ADVENTURE』のリリースから20年を記念したツアーで、全国17ヵ所を回り、12月18日梅田CLUB QUATTROでファイナルを迎える。
 
 それまで「弾き語り2人組」「学生がはずみでデビューに至ったモラトリアム」「毒や皮肉満載の早稲田先輩後輩コンビ」的なイメージだった真心ブラザーズが、(当時まだ日本にはほとんどいなかった)ハードコア・ミクスチャー方向へ音楽性を一変させて周囲を驚かせた『KING OF ROCK』に続き、フォーク的叙情性にファンク/ソウル・ミュージック/R&B的なサウンド・プロダクトを施す方向へ進み、日本武道館への階段を駆け上がって行った、そのスタートとなったのが『GREAT ADVENTURE』であり、「新しい夜明け」「拝啓、ジョン・レノン」「空にまいあがれ」など、今でもライブの重要なポイントになることの多い、数々のキラー・チューンが収録された名盤である。
 
一時期、サンボマスターの山口隆が、まず最初に「GREAT ADVENTURE FAMILY」を弾き語りで歌ってからライブを始めることを恒例にしていた例など、後進のミュージシャンたちに与えた影響もとても大きい。
 
BGMがブツッと止まって客電が落ち、SEのないままアコースティック・ギターを持ったYO-KINGがひとりで登場、弾き語りで「GREAT ADVENTURE FAMILY」を歌い始めて客席が大きく湧き、ライブがスタート。続いて桜井秀俊とLow Down Roulettes(ベース岡部晴彦、ドラム伊藤大地)が登場、桜井の弾くあのリフが響いて「新しい夜明け」が始まり、メンバー全員で歌い出す。
 
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このアルバム(だけでなく次作『I will Survive』と『GOOD TIMES』も同様だが)、キーボードやホーンやうつみようこの超絶コーラスが加わった、10人編成MB’sによる分厚いバージョンを聴き慣れているので、ギターとベースとドラムだけだとどうなってしまうんだろう? 何曲かはその編成で聴いたことあるけど、全曲となるとさすがに無理あるんじゃないか? という懸念もなくはなかったが、なんの違和感もなくすばらしいダイナミズムの演奏。3曲目の「拝啓、ジョン・レノン」で、フロアは早くもこの日一度目のピークを迎えた。
 
  桜井が切々と歌い、YO-KINGがハープを聴かせる「スタンダード」や、YO-KINGと桜井が順にギター・ソロをキメた「君と一緒」、真心流ミクスチャーの真骨頂、YO-KINGが語りのような叫びのようなラップを響かせる「アーカイビズム」など、アルバムの曲順通りにライブが進んでいく。
 
「特殊なライブにみなさんようこそ」「このライブで未来が見えた。過去に未来を発見」と口にしたYO-KINGが「今のほうが(演奏を)忠実にできてるね。昔のほうが適当だった」と桜井に振ると、「俺、やっと今、弾けるようになった」と答えてフロアが笑いで包まれる。
 
昔は「新しい夜明け」でYO-KINGが全然歌わずジャンプばかりしていた。ライブではボーカルは歌わない、ギターはリフを弾かないで、当時ライブを観に行っていたサンボ山口が怒った、などというMCをはさみYO-KING、「ここからB面です」と後半へ突入。岡部晴彦のベースソロから突入したハードコア・チューン「S.B.T.」、フロアを幸福な空気で満たした「いいとこ」、アッパーな「ふっきれてる」と「SUPER NO BRAIN ULTRA」とたたみかけて、数ある真心アンセムの中でもトップクラスに愛され続ける「空にまいあがれ」で本編シメ。
 
アンコールは、『KING OF ROCK』再現ツアーの時も各地を爆笑の渦に巻き込んだ「桜井全力ver.」でスタート。今回もすさまじいテンションの歌いっぷりで、フロアを大いに沸かせる。
 
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また「『GREAT ADVENTURE』と同じ1996年当時の曲を」と、自身のレア曲2曲、さらに1996年にヒットしたカバーも聴かせ、ファンを大いに喜ばせる。続いて初期の某ライブアンセムと最近の某ライブアンセムを連打、ダブルアンコールでさらにダメ押しでフロアの沸点を頂点まで上げ、全編が終了した。
 
なお、ダブルアンコールでは、毎年恒例10人MB’sによる中野サンプラザでのライブを、2017年3月4日に行うことを発表した。(テキスト:兵庫慎司 / カメラマン:柴田恵理)
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