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トップレポート【ライブレポート】2016 年 11 月 6 日「4th ワンマンライブ「お台場で迸(ほとばし)るネッサンス!!」@ Zepp DiverCity(TOKYO)

【ライブレポート】2016 年 11 月 6 日「4th ワンマンライブ「お台場で迸(ほとばし)るネッサンス!!」@ Zepp DiverCity(TOKYO)

2016.11.10

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アイドルネッサンス、グループ自身初最大規模となるワンマンライブ「お台場で迸るネッ サンス!!」が東京・Zepp DiverCity で行われた。
1200 人が集まった会場は、岡村靖幸のカバー曲「あの娘ぼくがロングシュート決めたらど んな顔するだろう」からスタート。曲中にはメンバー原田珠々華がトランペット・野本ゆ めかが鍵盤ハーモニカに初挑戦し、会場は 1 曲目からヒートアップしていく。 挨拶では、新井乃亜が「Zepp にいる皆さんが大好き!」と叫び、ライブは「ベステンダン ク」シングル「YOU」と続いていく。そして“迸るスペシャルバージョン”と名付けられ た「太陽と心臓」では、メンバー比嘉奈菜子が前奏でウクレレを披露するなど随所に本日 の公演に向けた新たなパフォーマンスを見せていく。 ライブ人気曲「金曜日のおはよう」「Good day Sunshine」「PTA~光のネットワーク~」な ど立て続けに 6 曲を披露し、ライブ前編が終了。
 
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転換後に現れたのはロックバンド・オワリカラに炭竃 智弘、園木理人を加えたスペシャル バンド。オワリカラが自身の楽曲「踊るロールシャッハ」をワンコーラス披露したところ で再度アイドルネッサンスが登場。本日初披露となる同楽曲をオリジナルアーティストと 共に見せる。続けてライブで人気の高い「夜明けの BEAT」、昭和のシティポップ的なグル ーヴを感じさせる「二人のアカボシ」でバンドセットでのふり幅の広さを表現していく。 そして MC を挟んで呼び込まれたのがアイドルネッサンスがカバーをしている「Music Lovers」のオリジナルアーティスト、ヒサシ the KID(THE BEACHES、ex-JERRY LEE PHANTOM)。「今日は、アイドルになれると聞いて来ました。」と客席を沸かし、アイドル ネッサンスと同楽曲をコラボ。来場したファンも、そしてアイドルネッサンスメンバーも ヒサシ the KID とのスペシャルな共演に酔いしれ、ヒサシ the KID も「アイドルネッサンスと共演出来て楽しかった」と特別な空間を作り上げた。
 
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続けて 2 組目のスペシャルゲストとして堂島孝平が呼び込まれると、客席からは待ってま したと、大きな歓声が飛び交った。9 泊 10 日という自身のツアー活動を終えて会場に駆け 付けた堂島孝平に「本当に来てくれるか心配だった」と石野理子。 「いろんなステージでいろんな共演をしてきたが、こんなに引率感がある共演ははじめ て!」と興奮気味に「6AM」がスタート。軽快なアイドルネッサンスのパフォーマンスに、 堂島孝平も負けじとステージを駆け回る。途中に用意されたコール&レスポンスでは、堂 島孝平が、歌詞に出てくる“会いたいだけ”を“アイルネだけ”と変え、会場中が歓声に 包まれひとつになっていく。
 
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ゲストコーナーを終えたアイドルネッサンスは、再びバンドセットで「恋する感覚」「ミラクルをキミとおこしたいんです」を披露。オワリカラ・タカハシヒョウリ(Vo/Gt)が背面 ギターや、歯でギターを演奏するなど、バンドメンバーソロをふんだんに織り交ぜた「ミラクルをキミとおこしたいんです」で会場のボルテージは一気にヒートアップし。ラスト には「シルエット」で最高潮を迎えてライブ本編を終了となった。 アンコールで再び登場したアイドルネッサンスは、「君の知らない物語」を披露。 その後改めて会場のお客さんに感謝の言葉を告げたのち、アイドルネッサンスからのお知 らせを発表。 メンバー石野理子より「これからもっともっと新しいアイドルネッサンスを見せていくた めに、自分たちも成長できるように、来年春にオリジナル曲に挑戦し CD リリースする」 事が告げられた。
 
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続けて「これまでは古今の名曲を歌わせて頂いてきた。オリジナル曲という事で形の何も ない状態から作っていく。その作詞・作曲を担当して下さる方は Base Ball Bear の小出祐 介です。」と発表されると会場からは大きな歓声があふれた。 「もしもオリジナル曲が出来るなら、作詞は小出さんが良いなとか夢を見たりしていた。 本当に実現する事ができて嬉しい。これからは、“名曲ルネッサンス”を見せるアイドルネ ッサンスと、オリジナルで見せるアイドルネッサンスの両方を楽しんで頂きたい。」と決意 を述べた。
 
するとここで、小出祐介からメッセージが届いており、メンバー新井乃亜によって手紙が 読まれた(以下参照)。 新井乃亜はメッセージを受け、「オリジナル曲を作ることを聞いてから、実感がわかない部 分があったけど、小出さんからメッセージを頂いて、私たちには心強い方がそばについて くださっている事に実感でき、これからもっと成長したいと改めて決意する事ができた。 と力強く語り、今年の感謝と来年への意気込みを込めて最後に「Funnu Bunny」を披露し、 全てのパフォーマンスを終えた。
 
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[小出祐介メッセージ] アイドルネッサンスのみなさんへ
ご無沙汰しています。
Base Ball Bear の小出祐介です。
みなさんお元気でしょうか? 最近はライブを現場で観られていませんが、ニュースや動画でご活躍を目にしています。 ライブで「愛はおしゃれじゃない」もカバーしてくださって、ありがとうございます。
さて。 この度、アイドルネッサンスが来年春頃にリリースする予定の、「初のオリジナル楽曲」の 制作者として僕が指名されました。
 
その......なんというか......妥当ですよね(笑)。 いつかアイドルネッサンスにそういう日が来たら、たぶん自分が指名されるだろうと身構 えていたところは、正直あります(笑)。 でも、これはメンバーのみなさん、スタッフのみなさん、 そして、ファンのみなさんにとっても大きな節目が到来したということでもあるんですよ ね。
これまで、アイドルネッサンスは「名曲ルネッサンス」というコンセプトのもと、数々の 名曲をカバーしてきました。 もちろん、「名曲をカバーする力」が必要なのは間違いありませんし、みなさんにその力や 素養があったのも間違いないでしょう。 しかし、「持ち曲が名曲のカバーのみであること」は、他のアイドルさんたちが通るであろ う、 《そもそも良い曲を持っているかどうか》という大きな課題をパスしてきたとも言えます。 アイドルという門をくぐってすぐの崖を免除されていたんです。
みなさんはもう、こんなに大きな会場でワンマンライブができるようなグループになりま した。 逆にいえば、こんなに大きな会場でワンマンライブができるグループになったのに、 これからまたゼロから、積み立てを始めなくてはならないのです。
でも......安心してください。
僕がついていますよ。 みなさんの代表曲である「17 才」を作った僕がね! 名曲をまた作れば良いんです。
それだけです。
きっと、楽ではないでしょう。
でも、喜びはあるはず。
一緒に良い作品を作りましょう!
Base Ball Bear 小出祐介
 
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セットリスト
M1.あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう※1st Album 収録 MC
M2.ベステンダンク※1st Album 収録
M3.YOU※3rd Single 収録
M4.Lucky
MC.
M5.太陽と心臓 ※2nd Single M6.REGIKOSTAR ~レジ子スターの刺激~ M7.金曜日のおはよう※1st Album 収録
M8.Good day Sunshine ※3rd Single 収録 M9.PTA~光のネットワーク~ M10.それが答えだ!
-転換-
(BAND SET)
M11.踊るロールシャッハ ※初披露 M12.夜明けの BEAT
M13.二人のアカボシ
-MC-
M14. Music Lovers (with ヒサシ the KID) M15.6AM(with 堂島孝平)
M16.恋する感覚 ※3rd Single 収録 M17.ミラクルをキミとおこしたいんです M18.シルエット ※5th Single シングル収録
EN1.君の知らない物語 ※6th Single 収録 -MC-
EN2.Funny Bunny ※5th Single
 
(Photo:MITCH IKEDA)
 
 

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