トップ > エクストライシュー > 【ライブレポート】メジャーデビュー直前!Maison book girl 超満員のワンマンライブが終了!

【ライブレポート】メジャーデビュー直前!Maison book girl 超満員のワンマンライブが終了! 2016.11.07

_MG_0001.JPG
_MG_0083.JPG
_MG_0230.JPG
 
Maison book girlにとって2度目となるワンマンライヴ『Solitude HOTEL 2F』。昨年の11月23日に渋谷WOMBで初ワンマンを行った際も、チケットはソールドアウトとなったが、今回も即完売。タオルやTシャツなどのオリジナルグッズを身につけながら期待で胸を膨らませているファンの熱気が、開演前から渋谷WWW X全体に漂っているのを感じた。
 
突然、暗転して鳴り響いたSE。やがて、矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミが登場し、メジャーデビューシングル『river』のリード曲“cloudy irony”がスタートした。音源としてはリリース前だが、既にライヴの定番となっている曲だけに、観客たちの盛り上がりの度合いが早くも半端ではない。続いて、“snow irony”。メンバーの歌声、鳴り響くトラック、熱い歓声が完全にひとつとなり、会場内の空気をビリビリと震わせていた。
 
“bath room”“sin morning”“film noir”“remove”“last scene”“最後のような彼女の曲”……お馴染みのナンバーの数々が、インターバルを殆ど挟むことなく連発されたステージは、片時も目が離せない場面の連続だった。そして、劇的な熱気を生んだ1曲として、ぜひ挙げておきたいのは“karma”だ。アヴァンギャルドな響きのピアノの連打でさり気なく彩っているこの曲は、本当にとんでもなかった。不穏な刺激を感じながら身体を震わす人々がフロア内で続発したこの曲は、今後、ますますライヴで欠かせない存在のひとつとなっていくと思う。
 
_MG_4641.JPG_MG_4741.JPG_MG_4646.JPG
_MG_4753.JPG
 
観客を無我夢中で飛び跳ねさせた“faithlessness”を歌い終えると、一旦ステージから姿を消したメンバーたち。SEを挟んで幕開けたのは“14days”だった。キャベツ、ピーマン、トマト、ゆで卵など……色鮮やかな食材を刻む様を捉えた映像がスクリーンに流れ、メンバーたちによるポエトリーリーディングの音声が、無人のステージ上で鳴り響いた。そして、衣装を着替えた4人が再登場し、手にしたノートを開きながら披露したのは“empty”。順番に詩を朗読しながら、白い箱をモチーフにした幻想的な物語を読み上げていく。ポエトリーリーディングを繰り広げるこの2曲の詩を手がけたのは、コショージメグミ。想像力をくすぐる描写、心地よい言葉の響きに満ちた彼女の詩の魅力を噛み締めたひと時であった。
 
ストロボライトが激しく点滅し、アグレッシヴなムードに包まれたステージから勢いよく放たれた“lost AGE”によって、ライヴはいよいよ佳境へと雪崩れ込んでいった。フロア全体で突き上げられた無数の拳が会場の天井へと達しそうなくらいの激しさを示した“bed”を経て、本編を締め括ったのは“blue light”。哀愁に満ちたメロディが、会場内を一気に清々しい感動で塗り替えていく。この曲を披露し終えると、「以上。Maison book girlでした。ありがとうございました!」と挨拶をして、メンバーたちはステージを後にした。しかし、観客の興奮は全く収まらない。“bath room”に盛り込まれている印象的なリズムを打ち鳴らす手拍子がフロア内で一斉に湧き起り、アンコールを求める歓声が上がった。
 
_MG_4794.JPG_MG_4852.JPG_MG_4961.JPG_MG_5113.JPG
 
「ありがとうございまーす!」、オフィシャルグッズのTシャツに着替えてステージに戻ってきた4人。「1年ぶりのワンマンのこの景色!」「ブクガのグッズを身につけてる人? 全員かも(笑)」「暑いねー!」「唯ちゃん顔赤いよ~」……興奮気味の彼女たちは会場内を見回しつつ笑顔を浮かべ、約700人が集まったことを心から喜び合っていた。また、ニューアルバム『image』の制作が着々と進められていて、来年初春にリリースされる予定なのだという情報も発表され、観客たちもメンバーたちも大喜びしていた。そして、アンコールでまず披露されたのは、オープニングでも歌った“cloudy irony”。ラストを飾ったのは“my cut”だった。全力で踊る観客たちの姿を眺めながら歌うメンバーたちの笑顔が、とても明るい。間もなくメジャーデビューを果たし、さらに前進しようとしているMaison book girlを、あの場にいた全ての人々が心から祝福をしているのを感じるエンディングであった。
 
_MG_5358.JPG
_MG_5397.JPG
_MG_5407.JPG
 
このようにして終演を迎えた2ndワンマンライヴ『Solitude HOTEL 2F』。未曾有の個性を発揮しながら突き進んでいるMaison book girlの姿を眩しいくらいに感じたステージだった。そして、総合プロデュースを手がける音楽家・サクライケンタが生み出しているサウンドの素晴らしさも圧倒的だった。現代音楽、ポストロックなどの息吹を感じる前衛性、幻想的な音像、変拍子をたっぷりと交えつつ、キャッチー極まりないメロディをダイナミックに開花させているMaison book girlの楽曲は、既存のアイドルソングやJ-POPの枠に収まらないのは勿論、ロックやクラブミュージックなどの愛好家なども震えるはずの華麗な刺激の塊だ。11月30日に『river』でメジャーデビューして以降、その魅力は、ますます幅広い人々の間に広まるだろう。Maison book girl、ますます面白くなっていきそうだ。(カメラマンクレジット:齋藤明 ライタークレジット:田中大)
エクストライシュー アクセスランキング
最新ニュース

RSS


  • lpo
  • mamono