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大谷雅恵と柴田あゆみがトークライブで初の共演! 大谷雅恵トークライブ『友達何人来てくれるかな?』(2013.2.07)レポート 2013.02.14

大谷雅恵トークライブ『友達何人来てくれるかな?』
2013年2月7日(木)阿佐ヶ谷ロフトA
【出演】大谷雅恵
【ゲスト】柴田あゆみ、杉作J太郎(男の墓場プロダクション)、カトウタロウ(TOQUIO LEQUIO TEQUNOS)、出口博之(MONOBRIGHT)、エハラマサヒロ

テキスト:椎名宗之
写真提供:白井絢介(阿佐ヶ谷ロフトA)

大谷雅恵と柴田あゆみがトークライブで初の共演!

c.jpg大谷雅恵の阿佐ヶ谷ロフトAでの恒例トークライブ、2013年初の開催となった今回はとにかく多彩かつ豪華なゲストが集結した。
メロン記念日のメンバーとして10年間切磋琢磨してきた柴田あゆみは理解できるとしても、杉作J太郎(男の墓場プロダクション)、カトウタロウ(TOQUIO LEQUIO TEQUNOS)、出口博之(MONOBRIGHT)、エハラマサヒロという異色の顔ぶれに大谷との共通項を見いだせる人は少ないのかもしれない。だが、それは大谷がメロン時代から13年間大切に育んできた縁が実を結んだことを如実に表しているのだ。

杉作J太郎とは、札幌で後藤真希とメロン記念日のコンサートがあった時に楽屋で初対面。3年前に阿佐ヶ谷ロフトAで行なわれた掟ポルシェとミッツィー申し訳のトークライブ「アイドルについて真剣に考えすぎて泡吹いて倒れそうになる会」でも杉作と大谷は共演している。
カトウタロウはBEAT CRUSADERS時代にメロン記念日とコラボレーション・シングル「DON'T SAY GOOD-BYE」や「ALWAYS LOVE YOU」で共演している上、大谷のトークライブでは常連のゲスト。
カトウとはヒダカトオルつながりの出口博之も常連で、柴田がShibuya O-EASTで行なわれたMONOBRIGHTのライブに参戦したこともある。柴田は彼らの「雨にうたえば」(3rdアルバム『ADVENTURE』の先行シングル、2010年9月発表)が特に好きで、PVも何度も見ていたとか。
エハラマサヒロはこのトークライブの最多出演ゲストで、阿佐ヶ谷ロフトAで行なわれたエハラのトークライブ「阿佐ヶ谷エハーランド〜全国単独ツアーおつかれパーティ!!〜」を大谷が『Rooftop』のコラムでレポートしたことをきっかけに知り合った。

a.jpg第一部は、大谷、杉作、カトウ、出口の面々でフリートーク。
「最近とみに記憶力が落ちている」という大谷の話から、「以前会ったことのある人とばったり再会した時に名前が思い出せなかったらどうするか?」という話題に。
「話しながら出てくるキーワードを見つけて何とか思い出しますよ。あと、笑っていればたいてい何とかなる!」(カトウ)
「ある程度話を踏み込んでも失礼じゃない相手には、単刀直入に『いつお会いしましたっけ?』と訊いちゃいますね。もしくは『以前、お名刺って頂きましたっけ?』と尋ねてみる。『ツイッターやってますか?』とアカウントを尋ねる方法もあります」(出口)
大谷は、メロン記念日の時は4人いたので誰かが覚えていてくれたことが多かったが(4人で分担して覚えることもあったとか)、1人だとさすがに限界があるという。
「だからひとまず笑顔を振りまきます。記憶の断片を何とかつなぎ止めて、会話の端々から懸命に思い出そうとするんです。初めて会った人にはその日のうちにあだ名を付けたほうがいいかもしれませんね」という大谷の発言に、「だったら最初から名前をちゃんと覚えなさいよ!」とカトウから容赦なくツッコミが入る一幕も。

ケータイに登録されている有名人の話題になると、各人の特色が出た興味深い名前が続々と挙がった。
まず、カトウは中島美嘉。2011年の中島のツアーでバンド・メンバーを務めたことから知り合った。たまにメールもするとか。
大谷は恩師であるつんく♂。ただし、未だにパソコンのアドレスしか知らず、電話番号も知らない。仕事の連絡はツイッターのダイレクト・メールで来るという。
出口は、杉作も2、3年やり続けていたという恋愛シミュレーション・ゲーム『ラブプラス』のディレクター。出口いわく、「今日のトークライブに出ると伝えたら、杉作さんによろしくお伝え下さいと言われました」
ひときわユニークだったのがその杉作で、『子連れ狼』の拝一刀、『ルパン三世』の次元大介、『24』シリーズのジャック・バウアーなど、架空の有名人を勝手に登録しているのだという。
「1,000件入るアドレス帳に空きがあるのがもったいないし、好きな有名人を登録しているとテンションが上がるんですよ(笑)。それに、本物の有名人のアドレスも入っているので、もしケータイを落として誰かに見られた時のカモフラージュにもなるんです」とその理由を披露。「一石三鳥ですよ!」と豪語していた。

第一部の締めは大谷、カトウ、出口(カトウいわく「大谷雅恵 with 出口博之&T.M.[Taro Makes]Revolution」)による生演奏。
大谷が「しっとりとした曲がやりたい」ということで、宇多田ヒカルの「First Love」が披露された。
普段のベースからアコースティック・ギターに持ち替えた出口の演奏もレアだったが、ここぞという時はしっかりと伴奏を務めるカトウと出口の共演自体、他では見られない貴重なものだった。大谷の伸びやかな歌声は杉作も「素晴らしいです!」と手放しで絶賛。
「メロン記念日の時よりも歌がお上手になったんじゃないですか?」と杉作が尋ねると、大谷は独唱の難しさを語った。
「4人の頃は分担して唄っていたので、ソロになってからは1人でまるまる唄うことの難しさにぶち当たりましたね。でも、歌手になる夢を描いていたのは1人でステージに上がることだったし、そのために必要なことをメロン記念日時代に修行していたんだと思うし、今もずっと修行の途中なんです」

b.jpg第二部は第一部の面々に加え、満を持して柴田あゆみが登壇。
大谷と柴田の共演はこれが3度目。柴田がレギュラーMCを務める『STROBE NIGHT!』(2011年6月1日/大谷がニューロティカのアツシ&カタルと共にゲスト出演)、下北沢FMの『DJ Tomoaki's Radio Show!』(2011年10月13日/大谷がアシスタントMC、柴田がゲスト)での共演以来である。
これまで何度も出演のラブコールを送ってきた大谷は「やっと実現ですわ!」と感慨深げ。初めて現場を目の当たりにした柴田は「アットホームでいい空間ですね」と笑みを浮かべていた。

テーマは自ずと、2月20日に発売される柴田のニュー・シングル『ひと欠片のキセキ』について。
「今回で3枚目のシングルで、タイトル曲は私が唄いたかった直球のバラードなんです。私が生まれた2月22日は雪が降り積もっていて、シングルの発売がその誕生日に近いので、今回は真っ白な粉雪というフレーズを歌詞にも入れたかったんですよ。私が物語のコンセプトを考えて、手助けを受けながら歌詞を作りました。カップリング曲もバラエティに富んでいるので、ぜひ聴いて欲しいですね。『明日への扉』は去年新宿LOFTでやったワンマン・ライブでも披露した曲なんですよ」
シングル発売を記念したインストア・ライブも現在鋭意敢行中だ。
「自分のファンだけが見に来るわけではないので、精神的にタフじゃないとやれませんね。でも、子ども連れのお母さんがCDを買ってくれることもあって、凄くやり甲斐があるんです」

互いのソロ活動について、大谷と柴田はこう語ってくれた。
「互いのライブを見に行ったりもするし、あゆみんが頑張って活動しているのを見ると励みになりますね」(大谷)
「まぁしぃが頑張っているのを見ると、自分も頑張らなくちゃなと思いますね。今はお互いにソロでやっているから、まぁしぃが抱えているソロなりの大変さがよく分かるんです。だから、まぁしぃが頑張って活動していることが凄く心強いですね」(柴田)

その後、栃木と浦和での仕事を終えてから会場に駆けつけてくれたエハラマサヒロが登壇。「平日なのにこれだけの人が集まってくれるんだから凄いね、まぁしぃ。いつも出させてもらうたびに思うけど、とてもいい会やと思う」と大谷に花を持たせた後、近況報告。
「3月14日にポリープの手術をするんですよ。これでやっと手術できるので助かる。今のままだと葛城ユキとルイ・アームストロングのモノマネしかできひんから(笑)」

エハラが自身のモノマネ・ネタの筆頭である矢野顕子本人とツイッターでつながれたことを話すと、大谷も「そう言えば私も最近、ステキな出会いがあったんですよ!」とこんなエピソードを興奮気味に披露した。
「この前、名古屋でライブがあって、その帰りに名古屋駅で新幹線に乗ろうとしたら宮川大輔さんがいらっしゃって、ここぞとばかりに『はじめまして、元メロン記念日の大谷雅恵と申します!』って挨拶したんですよ。その場で自分のCDとTシャツも渡して。その後すぐにツイッターで宮川さんに『先ほどはどうもありがとうございました!』ってつぶやいたら、有り難いことにフォローして頂けたんです。宮川さんは68万人以上の人からフォローされているのに、フォローしている人は200人ちょっとだけで、何とその中に入れて下さったんですよ!」
その話を聞いたエハラが「ネットは叩かれることもあるけど、いい側面もメチャクチャあるよね!」と言うと、「でも、『スーパーで杉作さんが落雁をずっと見ていた』とか書かれると悲しいですよ!」とすかさず杉作が返して場内は爆笑の渦に。

気がつけば開演からすでに3時間が経過。ここで後の仕事が控えている柴田が退席することに。最後に、“元同僚”に対して2人はこんなエールを贈り合った。
「こうして2人で共演できることはなかなかないので、今日はホントにキセキだと思うんですよ。こういう機会がまたすぐにあるかもしれないし、5年後になるのかもしれないし、こればかりは分からないですからね。だからこそ1日1日を大切にしなくちゃいけないし、何事も一期一会だし、今しかないと思って見守って欲しいですね」(大谷)
「ひとつひとつのご縁が大切だし、お互いにそのご縁を大切にしたいですよね。1人で活動していくのは大変なこともあるけど、周りにはいろいろ手助けして下さる方もたくさんいるし、お互いに自分のやりたいことに向かって突き進もう! って感じですかね。謙虚な心と感謝の気持ちを忘れずにね。まぁしぃがいてくれるからこそ今の私は頑張れているし、何事も諦めないで頑張りたいです」(柴田)

d.jpgイベントの終盤でカトウがこんなことを話していた。
「メロン記念日主宰のDJイベント『MELON LOUNGE』にヒダカトオルと一緒にツービート・クルセイダースとしてゲスト出演したことが自分にとってはターニング・ポイントだったんです。あのイベントに出たから今の自分がある。だからまぁしぃと柴田さんには恩義があるんですよ」と。
その思いは多かれ少なかれこの日のゲスト陣に共通した思いだったと思うし、そうやって人の縁を大切にする姿勢は大谷も柴田もメロン時代から一貫している。だからこそこうして義理堅いゲストに囲まれた温かい雰囲気のトークライブを継続的に続けられるのだろう。

3時間半以上にわたる長丁場のイベントは、先ほどと同様に大谷、カトウ、出口による面々がザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を披露して終演。
最後に主賓の大谷が深々と挨拶した。「こんな平日に、お仕事終わりに駆けつけて下さった皆さん、お忙しいなか集まってくれたゲストの皆さん、本当にどうもありがとうございました。こうしてみんなで楽しく過ごせたことが、また明日からの活力になればいいなと思っています」

今回はレギュラーMCでありMug-Rockの一員でもあるDJ ARAKIが体調不良のため欠席だったが、次回はぜひ快復祝いを兼ねたトークライブをやりたいものだ。その頃には、大谷の新たなプロジェクト始動が告知できるのかもしれない。いずれにせよ、このトークライブは今後も継続的にやっていきたいし、それが僕にとっては“メロンの灯を絶やさない”自分なりの処し方なのである。(文中、敬称略)

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